英語教員が国際的な英語教授法認定資格「CELTA」を取得

昨年に引き続き、英語教員1名がCELTAを取得しました。昨年取得した2名に続くもので、本校教員のCELTA取得者は3名になりました。昨年はオーストラリアでの取得でしたが、今年はイギリス本国での取得となりました。受講者15名のうちイギリス人は3名、日本人は1名、その他はヨーロッパやアジアの様々な国からの受講者からなる、国際色豊かな環境の中での研修を通じて世界的に認められた教育法を身につけてきました。

この資格は英国のケンブリッジ大学が運営認定し、取得者は世界中どこの英語教育機関においても一定水準を超えた資格保持者として認められるものです。具体的には英語で英語を教える英語力と科学的に実証された効果的な指導方法を兼ね備えた力を有すると公言できる資格です。本校で導入しているアカデミック・ライティングの講師はBritish Council所属で彼らもCELTAの取得者です。今回CELTAを取得した1名はネイティブスピーカーの講師と肩を並べたことになります。
 この資格取得は、条件が厳しく、1.ネイティブスピーカーであること、もしくはネイティブ同等の英語力を所有していること(証明する資格・スコアの提出(英検で言えば1級)が必要。2.面接と筆記試験、小論文に合格するといったことをクリアして初めて受講資格が認定されます。
  受講資格を得たからといって、すぐに資格認定がされるわけではありません。英語教授法の実践的な知識と技術を学ぶための講義受講とレポート作成、教案を作成しての教育実習、さらに長時間に及ぶ授業見学と評価レポートの作成、論文作成、他の受講生とのディスカッションが4週間毎日続きます。その後、教育実習とレポートが複数の審査員によって採点され、ケンブリッジ大学の厳正なる審査を経て合否が決まります。

今後も本校英語科はCELTA取得者を段階的に増やし、「生きた」英語教育をさらに向上させていくことに尽力したいと思います。