3.自己実現を支援する進学コース

高等学校

① 2015年度より高校1年生に、中学からの連絡進学生の希望者と高校入学生の希望者から成績優秀者で構成された「グローバル・サイエンス(GS)クラス」1クラスと従来のカリキュラムをより洗練させた「ジェネラルラーニング(GL)クラス」6~7クラスの2コースを設置しています。
② GSクラスは、東大などの難関国立大での研究や学問をし、日本や世界に貢献する人材を育成することを目的に、能動的学修(アクティブ・ラーニング)などを取り入れながら高度な授業内容を目指します。2時間の特設時間において、これまでのシバウラサイエンスクラスの実績をもとに、数学と理科の他に人文の課題研究を行うとともに、英語で論理的に書く力を育てます。GLクラスは、補習の強化などにより、主要教科の苦手をつくらず、国公立大や難関私大を目指し、生徒が志望する多様な進路を実現するための学力を育成します。また、SSHの課題研究も希望者は学校設定教科として履修することができます。

中学校

① 2016年度より、中学校においてグローバル・サイエンスクラスを設置しました。全クラスとも英語の授業に力を入れていれながら、偏りなく5教科を学んで行きます。また入学試験時の英語試験で英検3級以上の英語力があると認められた生徒に対し、英語の取り出し授業を実施します。
②中学校においては、集団作りと幅広い視野を持つことが大切な観点であるため、様々な目的を持つ、多様な学校行事を設定しています。主なものとしては、宿泊を伴う研修旅行、増穂祭(文化祭)、運動会、合唱祭などであり、また学年別にキャリア教育や福祉に関する講演会、社会で活躍している人の講演会などが盛り込まれています。
③ グローバル・サイエンスクラスは、入試段階において成績上位者を選抜し、その後は一部入れ替えながら高校のグローバル・サイエンスクラスの準備段階として位置づけます。