SSH科学倫理講演会を実施しました

10月29日に、芝浦工業大学教授の小出泰士教授をお迎えして、「科学技術の倫理はなぜ必要なのか」というタイトルでご講演をいただきました。GS・SS特設授業で課題研究に取り組む高1~2の生徒約170名が参加し、それぞれの研究活動や関心を倫理的観点から見つめなおす有意義な機会となりました。「化学や医学の技術は日々進歩していき、自分の身の周りがどんどん便利になっていくのは感じていたが、それらが倫理的にどのような問題をかかえているのかに関して、考えたことはなかった。今回の講座で科学技術に興味がでたのはもちろん、社会的な面からも物事をとらえようと思った」、「自分は生物学系の研究に取り組んでいるので、生命倫理を無視することはできないと思った。自分の研究に責任を持って取り組もうと思った」などの感想が聞かれました。
 

今回の講演会は本校のSSHプログラムの一環であるとともに、芝浦工業大学との高大連携の取り組みでもあります。本校の強みを活かした企画を今後も積極的に進めていきます。