シバカシ×柏二番街 特別プログラムを実施しました

2023年1月18日・19日の2日間にわたって、柏二番街商店会との連携による「街を探り、発見し、伝える」特別プログラムを実施しました。本校の高校入試で自宅学習日となっている期間を活用した企画で、希望した中学1年生から高校2年生の生徒13名が参加しました。二番街商店会の方から柏のまちづくりについてのレクチャー、街づくりコンサルタントの方からのフィールドワークについてのアドバイスをもらったうえで、生徒たちはグループで柏二番街近辺をフィールドワークしました。そのうえで、「柏二番街を魅力的な場所にするには」をテーマに、提案を考えて、まとめ、商店会の方々をまえにアイデアを発表しました。「まちづくり」という総合的な課題について、それぞれの観点やアイデアを出し合って、よく話し合いを重ねて一つの提案にまとめていく作業は、生徒たちにとって大きなチャレンジで、発表を終えた達成感も大きかったようです。
柏二番街商店会様をはじめとして、今後も地域との連携、地域の教育的資源の活用を積極的に推し進めていきたいと考えています。

生徒たちの感想から
「最初はどんなことを考えて、街に出て伝えれば良いのかが全くわからなかったけど、コンサルタントの方々とかの話を聞きながら方向性が決まっていったので良かったと思った。二番街はよく来るけどマイナスな部分、プラスな部分というような視点を持って歩いたことがなかったから、新たな視点を持てたと思う」(中1)
「街づくりというのは今ある土地に新しいものを計画し作っていくことだと思っていたが、今ある街の問題点や課題点を見つけそれに合う解決策を考えて解決していくというのも街づくりの一つであるということを学ぶことができた。 他の班の発表を聞いて思いついた案などもあり、またこういう機会があったら参加したいと思った」(中3)
「アーケードが好きなのでアーケードにマイナスのイメージを持った事は少ない。しかし今回のプログラムで、チームメイトからアーケードに対して暗いなどのさまざまな印象を聞くことができたことで、自分にはない新しい視点を得ることができた。二番街が駅と直結している事は大きな利点で、他の商店街とは大きく異なる点なので、商店街のアピールや差別化の意味でも「駅直結」を全面に押し出した方が良いのではないかと、感じた」(高2)