人文社会系探究講演会を行いました

2月25日に、千葉大学特別語学講師のオーリ・リチャ先生をお迎えして、「日本社会における差別~多様で生きやすい社会を目指して~」とのタイトルでワークショップを開催していただきました。高1~2年生の50名弱が参加し、動画を題材にしたディスカッションを通して、身の回りにある「無意識な差別」について考えを深めました。

以下生徒の感想です。
「普段の中で差別はいけないことだという話はよくされますが、なぜ差別をしてしまうのかというプロセスに触れている講義はあまり聞かないので、とても貴重な機会だと思いました。人は気持ちで繋がっているのだという話が心に響きました。」(高1)
「周りの人とのディスカッションを通じて自分では思ってなかったことが気づけたりしてよかった。これからは、集団として人を見るのではなく個人、個人を尊重できるようになりたいと思った。」(高2)
「知識を身につけることが大事だと思いました。初対面だと、表面的な面でカテゴライズしてしまうのは簡単な事で、そこで終わってしまうのが1番問題であり、それは、潜在的なものであると思う。それを防ぐには意識的な働きかけ(=知識をつける)が重要だと感じました。」(高1)