アイスランド探究ツアーを実施しました
2025年3月17日から23日の7日間、高校2年生5名、高校1年生13名 計18名がアイスランド探究ツアーに参加しました。
本ツアーは、参加者がアイスランドの雄大な自然を通して地球のダイナミズムと脆弱性を学び、自然と共生する社会のあり方を考察することを目的としました。
研修期間中、参加者はシンクヴェトリル国立公園のギャウ(地面の割れ目:北米大陸プレートと、ヨーロッパ大陸プレートの境目)や間欠泉などの自然を目の当たりにし、地球のエネルギーを感じました。

また、地熱発電所施設、地熱を利用したトマト農園や温泉施設などを訪問し、アイスランドの持続可能な社会に向けた地熱資源の多様な取り組みを学びました。

アイスランド大学やMH高校など現地校訪問で同世代の学生生徒と共に行動し、現地の文化を肌で感じることが出来ました。また日系企業訪問では、日本の技術の高さを実感し、異国の地で起業する方から農業の未来についての話を伺いました。フィールドワーク、グループワークといった多様な探究活動を通して、参加者は自ら課題を見つけ、調査・考察する力を身に付けたと思います。

こうした異文化体験を通して多様な価値観に触れ、国際的な視野も広げることができました。事前の学習をしたことで、参加者は安心して現地の活動に取り組むことができ、今回の経験を活かし、持続可能な社会の実現に向けて、主体的に行動していくことが期待されます。
