国語科

芝浦工大附属柏中学高等学校教科紹介

教科の先生よりコメント

 国語科では、他者を理解する力、読む力、聞く力を養うことと、他者に理解される力、書く力、話す力を養うことを目的としています。多様化する社会で活躍するためには、これらの力をバランスよく身につけ、そして発揮していく必要があります。そのためには、「自ら考え行動する」ことがとても大切です。受け身の姿勢ではなく、積極的に授業に参加して、「国語」という教科の面白さに触れていってほしいと思います。

芝浦工大附属柏中学高等学校教科紹介

国語科の特徴

 <現代文分野>
 評論文においては文章の構造を理解し、小説においては想像力を養うことで、様々な文章を的確に読解できる力を作り上げます。また、自ら学ぶ姿勢を持ってもらうために、読書ノートや社説ノートを用いた自主的な学習を促します。1年を通して、作文や俳句、短歌など各種コンテストにも挑戦しています。

 <古典分野>
 自らが出会うことのできない過去の出来事や考えを、言葉の通りに想像し、理解する力を養います。かるた大会などのイベントを通じて古典を身近に感じる工夫をしています。

数学科

芝浦工大附属柏中学高等学校教科紹介

教科の先生よりコメント

 数学は、大昔からの人々の研究の積み重ねでできた歴史のある学問です。マイナスの数の考え方や、ピタゴラスの定理の発見、そして微分積分学の発展も、全て人類によって開拓されたのです。中学・高校では、数学が持つ論理性、社会での有用性などを通して、数学の魅力を一緒に学んでいきましょう。

芝浦工大附属柏中学高等学校教科紹介

数学科の特徴

 問題を解くだけの単調な学習ではなく、様々な問いを通じて、背景から理解してほしいと思っています。本校ではそのような学びのために対話を重視し、協働学習を積極的に行っています。また、PCやデバイスなどのテクノロジーを積極的に活用します。
 自発的な取り組みをサポートするべく、数学検定を校内で実施し、近年では数学研究サークルを中心に、(ジュニア)数学オリンピックのメダリストや成績優秀者も輩出しています。

英語科

教科の先生よりコメント

 本校では、生徒個々の進路実現に向けた大学入試対策はもとより、卒業後のアカデミックな世界で使える英語力の素地を養うことに主眼を置き、指導を行っています。
 英語学習には語学ならではの苦労が伴います。例えば、英語の文章を読み味わう以前に、単語の発音や意味、語順のルール等、その文章を理解するために必要な事柄を理解し覚える学習がついて回ります。しかし、そんな地道な努力を日々積み重ねていったその先に、英語運用能力の向上はもちろん、ことばの背景や異文化を知ること、情報収集の幅が広がること、日本語話者以外の人との意思疎通、日本語や日本文化の再発見など、語学にしかない学びの楽しさや喜びがあります。英語学習は皆さんが日本語を身につけた過程とは異なりますが、新しいことばを覚えて運用する力は誰にでも備わっているのです。
 これから英語を本格的に始める人、学び途中の人、受験の人。それぞれのステージでそれぞれの苦労と楽しさを味わいながら、世界を広げる知的な学びを一緒に進めていきましょう。

英語科の特徴 

 中学では、主にケンブリッジ出版の教材を用いて様々な活動を行いながら英語の基本的な知識やルールを学習する一方、洋書や発音アプリ等を使って、英語運用能力の強化を図ります。また、ネイティブスピーカーによる英会話、さらに3年生ではオンライン英会話も加え、ひとり一人が発話する機会を多く設けています。
 高校1,2年生では、検定教科書のほかにCNNニュース、リスニング教材、洋書等の副教材を加え、プレゼンテーション、ディベート、オンライン英会話等の授業を織り交ぜながら、英語の技能面のみならず、世界の諸問題について思考し表現する力を養います。
 高校3年生では、それまで蓄積してきた総合的な英語力を高める学習を継続しつつ、それぞれの希望の進路に対応できるよう入試問題演習を行います。
 また、年に一度、中学1年生から高校2年生まで全員がケンブリッジ英検を受検し、「読む、書く、聞く、話す」の技能向上を確認しています。

理科

教科の先生よりコメント

 実験を通じて現象から法則や原理を見出したり、法則や原理を駆使して現象を考察したりできるようになることを重視しています。驚きや感動を引き出す演示実験や、班のメンバーと協力しながら取り組む生徒実験を行っています。高校はもちろんのこと、中学も原則として物理、化学、生物、地学の専門の教員が、それぞれの科目を担当します。
 実験・観察を中心とした教育活動を通じて、実用的な知識と技術を育みながら、主体的・対話的で深い学びに導きます。SSH 第Ⅰ・Ⅱ期で科学技術振興機構の支援を受けて購入した実験設備・機器を活用したり、学校法人芝浦工業大学の支援を受けながら、中学高校6カ年で充実した授業を行っています。

理科の特徴

 本校では生物の授業を中心に、隣接する『城址公園』を活用し、自然と直接触れ合う機会を設けています。中学では夏休みに、自由研究の課題を出しています。中学1年生は全員、中学2・3年生では社会とどちらかを任意で選択してもらっています。授業で学び、興味関心を持った分野について、ときには教員のアドバイスを参考にしながら、例年素晴らしい作品が見られます。2024年度は、全国学芸サイエンスコンクールにて、『審査委員特別奨励賞』を受賞する生徒もおりました。

社会科

教科の先生よりコメント

 本校の社会科では、積極的に社会に参加し自立的に生きていく力を養うことを目的としています。そのためには自分から社会に関心を持ち、自分で情報を得て、自分で考え、そして自分の考えを他者に表現できるようになることが重要です。
 過去の人間の営みを学ぶ歴史、世界各地の気候や人々の生活を学ぶ地理、現代の社会制度や今までに築かれてきた思想を学ぶ公民、これらを一体の学習ととらえ、社会で生きていくための力を育てています。

芝浦工大附属柏中学高等学校教科紹介

社会科の特徴

<地理科>
地図の作業に取り組んだり、世界の諸問題についてグループで話し合ったりして、現代の諸問題に関心を持つように取り組んでいます。

<歴史科>
現代の諸問題の背景にある歴史を体系的に学ぶとともに、テーマ別のグループワークを取り入れています。

<公民科>
日本で先駆的に導入したディベート学習をはじめとして、社会への関心や思考力、判断力の育成を重視した授業を行っています。