吹奏楽部の楽器紹介〜打楽器編〜


ここでは吹奏楽で使われている打楽器を紹介していきます。打楽器とはパーカッションのことで打って音を出す楽器のことを言います。打楽器は全部で1100種類以上の楽器があるとされています。吹奏楽で使われているのはその一部にすぎませんが、それでもたくさんの楽器を使っています。なので、沢山の楽器と触れ合えます。身近なものでいえばカスタネットやタンバリンなどが打楽器に分類されます。

まずは、太鼓系の楽器の紹介です。「皮もの」と呼ばれること。もあります和太鼓を想像してみるとわかりやすいかもしれません。ピンとはられた皮たたいて音を出します。

スネアドラム:いわゆる小太鼓です。打楽器奏者にとってのすべてが詰まっているといっても過言ではないそうです。この楽器が打楽器の基本のようですね。細かい流れるような「グルーブ感」やキメとなる「リズム感」を生み出す楽器です。


バスドラム:いわゆる大太鼓です。音数は多くないものの、響きで吹奏楽を支えています。全体的な「テンポ感」やゆるぎない「ビート感」を生み出します。この楽器のテンポが崩れると吹奏楽全体のテンポが崩れます。まさに「吹奏楽の心臓」です。


ティンパニー:太鼓系の打楽器の中で「音階を奏でる太鼓」です。バスドラムの要素に加えて、「音」があるので低音をより和声的にサポートする楽器です。この楽器がうまいだけで吹奏楽全体の音楽が広がったように感じるとても重要な楽器です。

続いて、鍵盤系の楽器の紹介です。木琴や鉄琴をイメージするとわかりやすいと思います。メロディーやハーモニーを奏でることのできる打楽器達です。ピアノような鍵盤をたたいて音を出します。

グロッケン:いわゆる鉄琴です。透き通るような鋭い音色が特徴で、ホールでも音がよく通ります。フルートなどの木管楽器とともにメロディーを担当することが多いです。


ヴィブラフォン:グロッケン(鉄琴)より大きな金属製の鍵盤楽器です。この楽器はヴィブラート(音の震え)をかけることができます。メロディーを担当することが多いですが、ハーモニーを担当することも多いです。


シロフォン:いわゆる木琴です。乾いたような音色が特徴の木製の鍵盤楽器です。木特有の優しい包み込むような音です。グロッケンと同様、メロディーを担当することが多いです。


マリンバ:鍵盤系の楽器の中で最も大きなサイズの楽器です。見た目はシロフォンと似ていますが、マリンバのほうが大きいです。ヴィブラフォン同様ハーモニーを担当することが多いです。

最後に小物系の楽器の紹介です。打楽器の中でも小物系はものすごくたくさんの種類があります。その一部を紹介していきたいと思います。


シンバル:見たことある人が多いかもしれません。二つの丸い金属をぶつけてダイナミックな音を出します。シンバルは二枚合わせて2〜3kgほどの重さがあります。


トライアングル:見たこと、使ったことがある人が多いかもしれません。銀の三角形です。鋭いきれいな音色が合奏の良いアクセントになります。


タンバリン:これも見たこと、使ったことのある人が多いかもしれません。手でもってもう片方の手で皮をたたく小型の片面太鼓です。タンバリンのふちを親指でなぞる「ロール」というものがあるのですが、とってもすごいです!

上で紹介したもの以外にもカスタネットやアゴゴ、ウインドチャイム、クラベス、コンガ……などなど本当にたくさんの種類があるんです。

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