吹奏楽部の楽器紹介〜金管編〜


ここでは吹奏楽で使われている金管楽器を紹介していきたいと思います。そもそも金管楽器とは何なのでしょうか。もともと金管楽器と呼ばれるようになったのは真ちゅうという金属で作られることに由来していますが、今は「金属でできているかどうか」は関係ありません。金管楽器は金属製のマウスピースを唇に押し合てて自分の唇を振動させて音を出す楽器です。なので、唇の状態と息を吹き込むスピードで音の高さを切り替えることができます。金管楽器について説明したので早速金管楽器に分類されている楽器について説明していきたいと思います!


トランペット:吹奏楽の中でおそらく一番有名な楽器。トランペット。別名「王様の楽器」です。ジャズではサックス、トロンボーンとともに活躍します。トランペットの特徴を見ていきましょう。

トランペットの存在感は抜群。「華やかな音色」と「突き抜けるような高音」が魅力の楽器です。金管楽器の中で最も音域が高くメロディーを担当することが多い「花型楽器」です。吹奏楽の映画などで主人公がやってることが多い楽器ですね。


ホルン:あまり知名度は高くないものの、「カタツムリのような丸い楽器」といえばたいてい伝わる一度見たら忘れられない見た目をしています。そんなホルンにはどのような特徴があるのでしょうか?

ホルンは音域が広く金管と木管を混ぜ合わせる「ブレンド楽器」です。優しく、ふわっと広がる音色が特徴的な楽器です。「一番難しい金管楽器」としてギネスに登録されています。右手をベルの中に入れて演奏するためホルンにしか出せない音色が多くあります。


トロンボーン:管楽器の中でも原型から形が最も変わっていない「スライド」という仕組みを持つ楽器です。ジャズではトランペット、サックスとともに活躍します。そんなトロンボーンにはどのような特徴があるのでしょう。

伸び縮みするスライドで音階を奏でるため自然と耳が鍛えられるそうです。このスライドはトロンボーンしかもっておらず、とてもかっこいいです。スライドで音の微調節が可能らしいです。「神の楽器」という別名があります。人の声に最も近い音色なので聞いててとても安心感があります。


ユーフォニアム:この楽器はユーフォニウムという人もいます。サックス同様オーケストラにはありませんが、吹奏楽には欠かせない「万能楽器」です。「響けユーフォニアム」というアニメで知名度が一気に上がりましたね。では、ユーフォニアムの特徴を見ていきましょう。

ユーフォニアムという名前は「よく響く」という言葉が語源です。包み込むような暖かい音色が特徴的で、メロディー、裏メロ、バスと何でもこなせる楽器です。管楽器の中では新しい楽器の一つです。


チューバ:管楽器中最低音を担当する音も見た目も「規格外な楽器」です。ユーフォニアムを大きくしたような形です。チューバにはどんな特徴があるのでしょうか?

チューバは約10キロもあるとても大きい楽器です。管=チューブが語源。その意味では「金管楽器の帝王」ですね。なので移動がとても大変です。音域は低音で吹奏楽の全メンバーを支える「土台楽器」です。

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