校長先生の紹介ページ2

中根正義校長先生


<校長先生との対談2>〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



 校長先生:それで、芝浦工業大学の評議委員をしばらくやっていたんだけど、去年の秋に芝浦工業大学の理事長から、「前の野村校長先生が任期満了だから、後任をやらない?」って言
     われたんですよ。でも最初は悩んで「外からただ見てきた自分がいざ中に入って校長をするなんて無理ですよ...。」って言って断ったんですよ。それで大学の恩師に相談してみ
     たんだよね。そしたら「やりたいと思ってもやれない仕事だよ!教師になりたいと、もともと思っていたんだし、教育学部出身なんだからやったほうがいいよ!1500人以
     上の生徒がいる学校の校長になるんだから、やるんだったら腹をくくってやりなさい。」と言われたんです。その言葉のおかげでやってみようと思って、一週間後に
     理事長に「やります!」って返事をして年末に理事長などの偉い方と面接をして、今ここに至っています。
 生徒:なんで、理事長の方は、中根校長先生に校長の後任を頼んだのでしょうか?
 校長先生:あくまで僕の考えなんだけど、少子化が進んできていて、今まで通りのやり方ではだめだから、私学として新しいやり方をしようとして、外から教育を見てきた人間を入れ
     たほうがいいとして、僕に頼んでくださったのではないかな?
 生徒:なるほど。新聞社で社会経験のために働いてきたことが結果的に役に立ったんですね。
 校長先生:そうだね。
 生徒:新聞社ではどんなお仕事をしていたんですか?
 校長先生:本づくりに関わることが多かったんだけど、編集では例えば雑誌の「座談会のページ」でも「校閲をする人」「座談会の計画をする人」「カメラマン」「広告を作る人」「座談
     会の場所決めをする人」「デザイン」など色々な人が関わるんです。



《写真》


 校長先生:こういう本(写真)はとても安いでしょ?なんで安いのかって言うと、広告のお金が入るからなんです。そうすると分厚い本でも安く買えて、買う人が増えてくるっていう感じ
     になってるんだよね。
 生徒:なるほど...。そんな仕掛けがあるんですね。
 校長先生:本って面白いでしょ。他にもね、本の写真にも面白さが詰まっているんだよね。これ(写真)みたいにその時の時代に活躍した女優さんを表紙にしたり、新人賞を取ったイ
     ラストレーターの人にイラストを描いてもらってそれを表紙にしたりしたんです。だから時代によって表紙が違うんだよね。
 生徒:すごい...とても面白いですね。あの女優さんが昔はこんなだったなんてびっくりです。
 校長先生:やっぱり、こういう面白みがあったので新聞社の仕事はとてもやりがいがあったし、楽しい仕事でした。   

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