Q4:校長先生のお仕事とは?......
主に学校運営。
例えば試験の曜日や時間、コロナの人が受験してしまった場合の対処法などについて、学年主任の先生や教頭先生からの要望があ
った際、校長先生の判断によって実施するかどうかが決まるとのこと。
<校長先生の経歴>
中根正義校長先生は今年の4月から芝浦工業大学柏中学高等学校の校長先生になられました。中根正義校長先生は校長先生になる前は、毎日新聞に35年も勤めていらっしゃったそうで、そのうち20年は教育関連の部署で働いておられたそうです。2020年まで法政大学院で教育学を専門に勉強をされていて、去年の3月に修了し、毎日新聞社もお辞めになり、この芝柏に来られたそうです。大学院にいた頃に修士論文を書いた経験を活かし、主に高校生の課題研究や論文を添削・校閲もされているそうです。
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校長先生との対談1〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
生徒:校長先生はどうして校長先生になられたんですか?
校長先生:僕はねもともと教育学部出身だったんです。それで、教師になろうと思ったんだけど、いきなり大学生が教えられるのかってなったときに、自分は社会経験をしたほうがい
いんじゃないかと思ってたまたま毎日新聞社で内定をもらって、そこで働くことにしたんです。それでね、働きたい部署を決めることができたから、僕はもともと教育学部に
いたから教育関連の部署に行きたいって要望を出してそこで働くようになったんだよね。
生徒:ずっと35年間、教育の部署で働かれていらっしゃたんですか?
校長先生:いや、毎日新聞で働いていた35年間のうち20年は教育関連の部署で働いていたんだよね。残りの時間は本を作っていたんです。
生徒:本ですか?!
校長先生:そう、ここにも何冊かあるよ。
校長先生:もともと相田みつをさんの本を2冊ほど作っていたんだよね。それで相田みつを美術館の方からカレンダーを毎年もらってたんだけど、そのつながりで安全の日に講師とし
てきてもらったんだ。
生徒:そういう経緯があったんですね。
校長先生:他にも、「大学入試 全記録」っていう本も作っていたんだ。この本はね、全国5000校のデータをまとめた本なんだけど、この本の編集作業の責任者を10年ほどやって
たんです。そんな感じでずっと教育関連の部署で働いていたら、2008年ぐらいから色々な学校から教育の講演を頼まれるようになったんだ。それから小論文の非常勤講師
になったりしていたら、芝浦工業大学の評議委員になったんだよね。
生徒:評議委員?それはなんですか?
校長先生:芝浦工業大学の今後の動きに対して意見を出して議論する会議に参加する仕事なんだ。そのおかげで今ここにいるんです。
<次のページに続く〜校長先生になるまで、新聞社の仕事〜>
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