音楽の歴史3.0

音楽室とは

音楽室の歴史2.0

西洋音楽史 古代西洋音楽 古代西洋音楽は6世紀以前の西洋音楽である。記録が乏しく実態は推測の域を出ない。 中世西洋音楽 中世西洋音楽は、6世紀頃から15世紀にかけての音楽の総称である。9世紀頃にグレゴリオ聖歌がネウマ譜で記録されるようになった。1200年前後にノートルダム楽派によってポリフォニーが開拓された。14世紀にはイソリズムなどの高度なリズム技法によるフランスのアルス・ノーヴァの音楽、優美な旋律を特徴とするイタリアのトレチェント音楽が栄えた。 ルネサンス期の音楽 ルネサンス音楽は、ヨーロッパにおける15世紀から16世紀のルネサンス期の音楽の総称である。 イギリスのジョン・ダンスタブルがヨーロッパ大陸にイギリス独特の3度・6度の和音を伝え、それが中世後期のアルス・ノーヴァの音楽やトレチェント音楽と統合されることによって始まった。 バロック音楽 バロック音楽は、ヨーロッパにおける17世紀初頭から18世紀半ばまでの音楽の総称である。ルネサンスの静的なポリフォニー音楽に対し、16世紀末のフィレンツェのカメラータで感情の劇的な表現のためにモノディが考案され、オペラが誕生した。 古典派音楽 バロック音楽は1750年代以後に古典派音楽の潮流に取って代わられる。この古典派の時代に活動していた音楽家には交響曲の父として知られるハイドン、『フィガロの結婚』などを作曲したモーツァルト、『運命』や『第九』などを作曲したベートーヴェンなどがいる。

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