ダンスの基礎
isolation(アイソレーション)
=アイソレーションとは、体の各部分を単体で動かす動きで、ストリートダンスの基礎中の基礎でもあります。
動かす部位としては、首、肩、胸、腹、腰、など、たくさんの部位があります。この、アイソレーションがしっかりできているかで、ダンスの動きもまったく違ってきます。
・頭のアイソレーション
頭を、前後左右に動かしていきます。
頭の動きにつられて、体の他の部分が動かないように気をつけましょう。特に、ダンス初心者の方は首や肩に力が入りやすいので、余分な力を抜いてリラックスしましょう。
・肩のアイソレーション
肩の先ばかりを意識しがちですが、肩関節の元である、けんこう骨を意識して動かすことで、大きな動きが出来るようになります。
・胸のアイソレーション
ストリートダンスにおいて、胸や、腰などの、体幹部分の動きはとても大切です。腕や足などと違って、胸は体の中心にあるので、部分部分を個別に動かせるようになるには、練習による慣れが必要です。 この動作を行うときも、体をリラックスさせましょう。
・お腹のアイソレーション
普段の生活では、ほとんど使わない部分です。ゆっくりだと、練習しなくてもできるかも知れませんが、音のスピードに合わせて動かせるように、練習していきましょう。ボディーウェーブ等をする時にも、重要なパーツなので、しっかり動かせるようになりましょう。
・腰のアイソレーション
胸と同様に、腰のパーツも、ストリートダンスにおいて、とても重要な要素です。ポイントとしては、腰の動きを止めずに、重心を動かすことが、上達のコツなので、体重を移動しながら、片足立ちでも腰の動きができるように練習しておくと、動きに大きな差が生まれます。
・足のアイソレーション
ストリートダンスや、ヒップホップダンスでは、つま先や、かかとを使って、重心を変える動きがよくあります。普段の生活では、かかとに重心を置くことは、あまりないと思いますので、しっかりと意識しながら練習しましょう。
?ボディーウェーブ(縦)
縦のボディーウェーブでは、自分の体を、頭から、体の正面を使って、ウェーブを通します。頭 → 胸 → お腹 → 腰 → 足と、5つのパーツに分けて、ボディーウェーブを通します。ポイントは、1つ1つのパーツを区切りながら、正確に動かして練習する事です。1つ1つを丁寧に練習していき、最後には、なめらかなウェーブが通せるようにしましょう。
・ボディーウェーブ(横)
体の側面を使って、ウェーブを通します。重心が横を移動するので、足を軽く開いた状態から始めます。頭 → 肩 → 胸、と、もう一方の、ひざ、腰と、もう一方のひざを区切って使います。ひざを左右、別々に使うことがポイントになります。 体重移動も意識しながら、練習しましょう
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