「芝柏の80冊」高校の部

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読書メーター


●国語・英語科から

自分を知るための哲学入門 (ちくま学芸文庫)自分を知るための哲学入門 (ちくま学芸文庫)
 哲学の諸問題と歴史を「人は自分をどう認識するか」という所に焦点をあて、 身近な問題としてわかりやすく解説。
 著者:竹田 青嗣


無限論の教室 (講談社現代新書)無限論の教室 (講談社現代新書)
「喫茶店のネコ進法論議」など目次を眺めるだけでひかれる本。文系にも理系にも。
著者:野矢 茂樹


ショートソング (集英社文庫)ショートソング (集英社文庫)
 ダラダラしたちょっとえっちな大学生の日常に短歌が入り込む。短歌っておもしろい!
著者:枡野 浩一


新装版 聖職の碑 (講談社文庫)新装版 聖職の碑 (講談社文庫)
 人間は自然に対して傲慢すぎるのです。結局、人間にとって大切なものは何かを問われます。
著者:新田 次郎


源氏物語の女性たち (小学館ライブラリー)源氏物語の女性たち (小学館ライブラリー)
源氏物語の内容を、主要女性登場人物に照明を当てて、知的かつわかりやすく解説。
著者:秋山 虔


盲導犬クイールの一生―Level 3(1600‐word) (洋販ラダーシリーズ)盲導犬クイールの一生―Level 3(1600‐word) (洋販ラダーシリーズ)
 ある子犬の成長と盲導犬としての一生を記録した、珠玉の一冊
著者:石黒 謙吾,秋元 良平


言語と社会 (岩波新書 青版 C-99)言語と社会 (岩波新書 青版 C-99)
 言外にある様々なメッセージを知るには社会環境を理解する必要があると分かる本。
著者:P.トラッドギル


CD付 音読したい英語の名文50選CD付 音読したい英語の名文50選
 主に西欧の歴史上の著名人の名言の抜粋をまとめたものです。英文、和文、編者のコメントがついています。
著者:リース・モートン


ことばと文化 (岩波新書)ことばと文化 (岩波新書)
 日本語と日本文化のユニークさを浮き彫りにし、ことばのもつ諸性質を興味深くえぐり出す。
著者:鈴木 孝夫


英語 辞書力を鍛える―あなたの英語を変える快適辞書活用術英語 辞書力を鍛える―あなたの英語を変える快適辞書活用術
 英和・和英・英英辞書の活用方法や電子辞書の活用方法を具体的な参照事例を交えながら紹介。
著者:磐崎 弘貞



●芸術・保健体育科から

自由訳 般若心経自由訳 般若心経
 般若心経は、唱えるもの、書くもの、感じるもの。その内容は、私たちが日々の生活の中で感じる様々な思いに答えてくれるものです。知っているだけでも救われると思います。
著者:新井 満


金賞よりも大切なこと〜コンクール常勝校 市立柏高等学校吹奏楽部 強さの秘密金賞よりも大切なこと〜コンクール常勝校 市立柏高等学校吹奏楽部 強さの秘密
 コンクール常勝校市立柏高校吹奏楽についてルポ。コンクールで賞を獲る以前に、人間として大切なことを学んでいく高校生の姿が描かれています。部活を通じて、人を思いやる気持ちや努力することの素晴らしさを体感する様子が手に取るように分かります。吹奏楽部に限らず、部活動で青春を謳歌している人、部活動で悩んでいる人や、何か打ち込むものを見つけたい人にもおすすめの一冊です。
著者:山崎 正彦


ピアニストという蛮族がいる (文春文庫)ピアニストという蛮族がいる (文春文庫)
 数々のコンクールの審査員をつとめる筆者が、巨匠といわれるピアニスト達の少し変わった、しかし愛すべき意外な一面を紹介しています。芸術を愛する人が持つ信念や、乗り越えてきた努力の様子が伺えます。筆者は日本人ピアニストの世界的パイオニアであると同時に、審査員としても評価を得ているため、人物観察に優れ、音楽を色々な面から楽しむヒントを提示してくれます。
著者:中村 紘子


ミケランジェロ全作品集ミケランジェロ全作品集
 世界の誰もが知っている芸術家、ルネサンスの初期はイタリア、フィレンツェで起こりボッティチェッリ、フランチェスカ、マンティニャなどに代表され、のちローマで最盛期を迎える。その最大の2大巨人がレオナルド・ダ・ビンチとミケランジェロである。この図書の特徴は全作品が網羅され、加えて最大級の図版でページ数も700を超える。量も質も満足行く豊さに出来ている。ダ・ビンチは油絵は当然ながら数々のデッサンを見るとよりダ・ビンチの凄さが生々しく伝わってくるだろう。


ペンブックス1 ダ・ヴィンチ全作品・全解剖。 (Pen BOOKS)ペンブックス1 ダ・ヴィンチ全作品・全解剖。 (Pen BOOKS)
世界の誰もが知っている芸術家、ルネサンスの初期はイタリア、フィレンツェで起こりボッティチェッリ、フランチェスカ、マンティニャなどに代表され、のちローマで最盛期を迎える。その最大の2大巨人がレオナルド・ダ・ビンチとミケランジェロである。この図書の特徴は全作品が網羅され、加えて最大級の図版でページ数も700を超える。量も質も満足行く豊さに出来ている。ミケランジェロは特にシスティナ礼拝堂の図版が素晴らしく、桁違いのスケールを持って見るものを圧倒する。
著者:ペン編集部


世界の現代建築 CD-ROM付世界の現代建築 CD-ROM付
芝柏では建築系に進学を希望する学生は少なくない。建築系を目指す生徒にとってこの図書は自分の夢、将来を見据えるため、是非閲覧して欲しい図書であり、建築の世界をより知る上で大変優れた図書である。本書は約800ページ、オールカラー、建築物のデータ、図面など世界の現代建築を掲載している。1052の建築物、656人の建築家、75ヶ国におよぶ内容で、これ程までに現代建築にスポットを当て情報をビジュアル的に満載した本は未だかつてない。
著者:Rob Gregory


食と日本人の知恵 (岩波現代文庫―社会)食と日本人の知恵 (岩波現代文庫―社会)
筆者は発酵学の第一人者。古来からの日本食が、いかに健康的で理にかなっていて素晴らしいかが、発酵学や文化学を織り交ぜ書かれています。ただし、読んでいるとおなかが鳴り出しますので要注意。
著者:小泉 武夫


DVDで鍛える! プロトレーナー木場克己の体幹バランスメソッド 1日5分・週3日で美しいカラダをつくる!DVDで鍛える! プロトレーナー木場克己の体幹バランスメソッド 1日5分・週3日で美しいカラダをつくる!
サッカー日本代表の長友佑都選手のパーソナルトレーナーを担当している木場克己さんが書いた本です(運動部の人・アスリート向け)。“体幹”とは、身体の中心部にある胴回り、主に腹筋・背筋周辺の部位を指す。走・投・跳 あらゆる動作の基礎となる部位であり、体幹トレーニングは、スポーツ能力の向上に欠かすことができない。ウエイトトレーニングだけでは不十分です。ぜひこの本を読んで「動けるカラダ・使えるカラダ」を作り、強い競技者を目指そう。
著者:木場克己


体幹力を上げるコアトレーニング体幹力を上げるコアトレーニング
サッカー日本代表の長友佑都選手のパーソナルトレーナーを担当している木場克己さんが書いた本です(運動部の人・アスリート向け)。“体幹”とは、身体の中心部にある胴回り、主に腹筋・背筋周辺の部位を指す。走・投・跳 あらゆる動作の基礎となる部位であり、体幹トレーニングは、スポーツ能力の向上に欠かすことができない。ウエイトトレーニングだけでは不十分です。ぜひこの本を読んで「動けるカラダ・使えるカラダ」を作り、強い競技者を目指そう。
著者:木場 克己


アスリートとして知っておきたいスポーツ動作と身体のしくみアスリートとして知っておきたいスポーツ動作と身体のしくみ
スポーツを愛するすべてのアスリートに向けて書かれた「身体の使い方」の教科書といえる本。筋肉、骨、関節、神経といった身体のしくみについて図解を使いわかりやすく解説しているので、身体を動かす際にどの器官がどのように作用しているのかがよく理解できる。また、何が「よい動き」かを動作毎に解析し、わかりやすく説明しているので、身体を動かす際に必ず役に立つはず。現役アスリート、指導者ともに手元に置きたい一冊。
著者:長谷川 裕


甲子園100の言葉甲子園100の言葉
今まで多くのドラマを生み出してきた夏の甲子園。この本はその舞台裏で彼らが残した「言葉」を集めたものです。中には、今もなお 球界で活躍するイチロー・松井秀樹・斉藤祐樹・ダルビッシュ有・田中将大・清原和博・桑田真澄といった名選手から、蔦文也・木内幸男・ 原貢といった名将まで。種目は違っても、他のスポーツの共通するものも必ずあると思います。球児のみなさんにはもちろん、部活動 に燃える芝柏生に是非読んでもらいたい一冊です。
24日 著者:吉本 誠


心を整える。 勝利をたぐり寄せるための56の習慣心を整える。 勝利をたぐり寄せるための56の習慣
プロサッカー選手初の自己啓発書。誰もが実践できるメンタル術。心は鍛えるものではなく、整えるもの。いかなる時も安定した心を備えることが、常に力と結果を出せる秘訣。 日本代表キャプテンとして、チームを勝利へ導いた男の実践的メンタルコントロール術。 今最注目のアスリートのビジネスでも、スポーツでも、あらゆるシーンで応用できる新メンタルコントロール術です。
著者:長谷部誠



●理科・数学科から

新しい高校地学の教科書―現代人のための高校理科 (ブルーバックス)新しい高校地学の教科書―現代人のための高校理科 (ブルーバックス)
教科書と同様の項目ながらも、新知見や興味深いコラムを交えて楽しく読める本。図も豊富で、興味・関心のある分野からつまみ食い的に読める良書。
著者:杵島 正洋,松本 直記,左巻 健男


宇宙論入門―誕生から未来へ (岩波新書)宇宙論入門―誕生から未来へ (岩波新書)
アインシュタイン以来約100年掛かって宇宙の年齢が137億年と確定したが、未だ宇宙の謎は尽きない。世界的な学者による最新宇宙論の紹介書。
著者:佐藤 勝彦


発生のしくみが見えてきた (高校生に贈る生物学 (4))発生のしくみが見えてきた (高校生に贈る生物学 (4))
再生医療やiPS細胞等、生物の成長や発生に関する研究に注目が集まっています。生物の成長と発生については、今までに多くの研究者がその仕組みの解明に取り組んでおり、ノーベル賞を受賞した研究者も存在します。現在注目が集まっている発生学において、「アクチビン」という物質を発見した著者が、発生学の歩みやこれからの展望をやさしく紹介している入門書です。
著者:浅島 誠


DNA生命を支配する分子―生命科学の基礎がよくわかる! (Newton別冊)DNA生命を支配する分子―生命科学の基礎がよくわかる! (Newton別冊)
文系理系問わず、DNAや進化について基礎的な知識を得ることができ、分かりやすく書かれている生命科学の良書です。最近では、遺伝子組換えやDNA鑑定等が新聞やニュースで取り上げられることも増えてきており、一般常識として是非読むことをお勧めしたい。さらに、現在第2版も出版されており最新の情報が掲載されています。


イオンと元素 増補改訂版―化学の”カラクリ”がよくわかる (ニュートンムック Newton別冊サイエンステキストシリーズ)イオンと元素 増補改訂版―化学の”カラクリ”がよくわかる (ニュートンムック Newton別冊サイエンステキストシリーズ)
「イオン」の基本から、身近な化学変化のからくり、イオンを利用した最先端研究までをわかりやすく解説した本です。



最新図解 元素のすべてがわかる本最新図解 元素のすべてがわかる本
レアメタルから放射能まで、本校化学科の山本先生が詳しく解説している本です。



物理学はいかに創られたか(上) (岩波新書)物理学はいかに創られたか(上) (岩波新書)
「人類最高の英知」と評される20世紀を代表する物理学者アインシュタインと、ポーランドを代表する理論物理学者インフェルトが物理学の専門的な知識を持っていなくても楽しく読める様に、現代物理学の全貌を平易に解説した入門書。数式を用いず,巧みな比喩と小気味のよい説明の展開で,ガリレイやニュートン以来の物理思想から下巻を合わせて相対性理論および量子論に説き及ぶ構成となっている好書。
著者:アインシュタイン,インフェルト


レスター・ブラウン エコ・エコノミーレスター・ブラウン エコ・エコノミー
「化石燃料に依存した経済から、自然エネルギー中心の持続可能な社会へ。」近年世界が抱える問題と、我々が進むべき道を照らしてくれる一冊。
著者:レスター ブラウン


宇宙や法則がよくわかるやさしい数学の世界―黄金比、無限、銀河系の質量は? (ニュートンムック Newton別冊)宇宙や法則がよくわかるやさしい数学の世界―黄金比、無限、銀河系の質量は? (ニュートンムック Newton別冊)
数学者,数学と天体との関係,数学パズル・クイズなどなどを,きれいなイラストを織り込みながら解説。眺めているだけで楽しい1冊です。「1+2+3-4+5+6+78+9=100 ・・・というふうに1から9までの数字が順につながれていて,その結果が100になるというのが小町算です。□1□2□3□4□5□6□7□8□9□=100 上の□に+,-,なにも入れない,のどれかを選んで,最初のように100を作ってみましょう。正解は,上記の例を含めて12通りである」できますか?


13歳の娘に語る ガロアの数学13歳の娘に語る ガロアの数学
今から200年前に生まれた数学者ガロアのお話。作者と中学生の娘の2人で1次方程式から2次、3次、4次と進め、その先はルービックキューブの数学そしてガロア理論へと進んでいく。数学の教科書の先にどんな数学が待っているのかこの本を読めば新しい世界が見えてくるに違いない。方程式を計算するのではなく、方程式の構造を知ることの意味が見えてくるであろう。
著者:金 重明


雪月花の数学―日本の美と心に潜む正方形とルート2の秘密雪月花の数学―日本の美と心に潜む正方形とルート2の秘密
著者は,本校でも2009年2月に講演をしていただいた,サイエンスナビゲーター桜井進先生。各種メディアで活躍されているので,わかる方もいるかもしれません。数学や物理を楽しく分かりやすく生徒に伝え数学の歴史や数学者の人間ドラマを通して数学の驚きと感動を伝える講演活動をしています。最新作は≪「やわらか頭」になる数学≫ですが,本校での講演のタイトルでもある雪月花の数学をお勧めします。【日本の】生活に隠れている数学を明らかにします。日本人もびっくりです。
著者:桜井 進


数学のしくみ (入門ビジュアルサイエンス)数学のしくみ (入門ビジュアルサイエンス)
「先生,面白い本があるんだ」と,ある日入学したての高校1年生が私に見せてくれた本がこの本です。高校数学から現代数学まで基本的な考え方をイラストと解りやすい文章で表現しています。数学がいかに役に立ち,面白いかを理解してもらうためにビジュアルをふんだんに取り入れ,に解説した本。数学と聞いただけで「私は苦手で・・・」と,引いてしまう人も,数学の仕組みが分かれば少しは興味を持ってもらえるのではないかと思います。
著者:川久保 勝夫


フェルマーの最終定理 (新潮文庫)フェルマーの最終定理 (新潮文庫)
フェルマーの最終定理。300年以上も解かれなかった難問・・・。1995年にある一人の数学者によって解決された。その数学者の名はアンドリュー・ワイルズ。彼は、子供の頃からの夢であった最終定理を証明することに成功した。その証明に至るまでの苦悩と定理の内容や数論の話が易しく描かれている。かの有名な数学者ガウスは言った。「数論は数学の女王である」と・・・。ぜひこの機会に数論の一片を垣間見てはどうだろうか。
著者:サイモン シン


●社会科から

松本サリン事件報道の罪と罰 (新風舎文庫)松本サリン事件報道の罪と罰 (新風舎文庫)
 オウム真理教による事件は1995年3月20日の地下鉄サリン事件が有名であるが、実は1994年6月27日に松本サリン事件という死者7名の事件があった。その事件の第一通報者で妻が重病になった被害者が河野義行氏である。しかし、氏は警察が家宅捜索し犯人と見なしたため、マスコミ上でほとんど犯人として報道された。なぜ無実の被害者が専門知識もないのに、サリンを製造できると見なされ、一斉に実名で連日報道されたのかという、マスコミ報道被害の問題点を追及する。
著者:河野 義行,浅野 健一


父と娘の法入門 (岩波ジュニア新書 (519))父と娘の法入門 (岩波ジュニア新書 (519))
 法学者のお父さんが高校生の娘と、犬や猫などのペットを話題にした語り合いながら法律の考え方を探る入門書。教科書的には、人権の種類と説明から始めて判例を紹介しながら権利を広げようと書かれるが、この本では法的思考を考える。法律が「人間」を中心にすること、名前の必要性や契約を守らなければならないことなどの意味が語られる。要求される思考レベルはかなり高い。同じジュニア新書に、『ルールはなぜあるのだろう―スポーツから法を考える』もある。
著者:大村 敦志


「ニート」って言うな! (光文社新書)「ニート」って言うな! (光文社新書)
 イギリス由来の"NEET"は、働かず、就学もせず、求職行動もとっていない若者を指す言葉で、失業問題と関連した言葉だった。これが日本で「ニート」として2004年頃より使われて、マスコミが「働く気のない若者」というイメージにして悪いレッテルを貼ることで、その急増が国を揺るがす危機のように叫んでいた。その青少年ネガティブ・キャンペーンの問題点を暴き、「雇用システム」の問題として分析し、本当に必要な支援を考察する。
著者:本田 由紀,内藤 朝雄,後藤 和智


フランス革命―歴史における劇薬 (岩波ジュニア新書)フランス革命―歴史における劇薬 (岩波ジュニア新書)
 誰もが耳にしたことのある「フランス革命」は、1789年の一事件として止まらず、やがて恐怖政治を生みだしもます。展開を理解するには、そこに生きた人間に注目することも大切です。この本はフランス革命を「社会を変革するのにきわめて有効でありながら、危険な作用をもあわせ持つ」劇薬になぞらえ、それを飲む勇気を持ち、作用に苦しむ人々の姿を描きます。青少年向けの新書ですが、革命を面白い視点でとらえた一冊といえるでしょう。
著者:遅塚 忠躬


それでも、日本人は「戦争」を選んだそれでも、日本人は「戦争」を選んだ
 女性大学教授による、エリート高校生向けの5日間の講義録講義なので、言葉づかいが柔らかくて読みやすい。しかし、よく使われてきた史料ではなく、斬新な史料を提示しながら、日清戦争から太平洋戦争までの意志決定の跡をたどる。悪意に満ちたわけでない日本人が「戦争を選んでしまった」理由、優秀な官僚たちが「やむなし」と決断した背景に、誰でも触れることができる。歴史を学ぶ意義を改めて考えられる刺激的な本だろう。
著者:加藤 陽子


日本中世の民衆像―平民と職人 (岩波新書)日本中世の民衆像―平民と職人 (岩波新書)
 この本は日本中世史の大家である網野先生の著書で、民衆が負っていた年貢などを再検討し、既成概念である水田に基づく歴史観から平民・職人のあり方へと思いをはせる内容になっている。日本史のなかでも難解な中世社会を理解したい人、もっと深めたい人にお勧めです。大学での学問(歴史学)を垣間見ることができますよ。
著者:網野 善彦


裏日本―近代日本を問いなおす (岩波新書)裏日本―近代日本を問いなおす (岩波新書)
 「裏日本」とは、近代日本で作られた概念。なぜこの言葉が作られたか?本当はどのような地域か?さまざまなテーマから真相に迫る!
著者:古厩 忠夫