マナーを守って楽しい学校生活に
中学生徒会長  吉野 陽樹 
 ご入学おめでとうございます。皆さんのご入学が待ち遠しかったです。今、入学して芝柏生に対してどのような印象があるでしょうか。勉強熱心そう、活発そう、優しそう、あるいは厳しそう。様々な印象があると思います。期待と不安はこれからの日々を楽しくするスパイスのようなものになるので、その気持ちを大事にして下さい。ところで、先輩たちの電車内やバス内のマナーについての印象はどうでしょうか。昨年度はマナーについてのキャンペーンなどを行いました。今年度の2,3年生はマナーへの意識が強くなっていると思います。今年度もマナーを守って楽しく学校生活を過ごしてもらうために、積極的に活動したいと思います。
 一年生の皆さんが先輩の姿から学べるよう、私たちも頑張ります。一緒に芝柏を礼儀正しい明るい学校にしていきましょう。
 歓迎の言葉
高校生徒会長  中井 勇良 
 芝柏の建学の精神「創造性の開発と個性の発揮」の「個性」という言葉、実はちょっと面白い言葉なのです。「個性」というと個人の性格、つまり自分のみに及ぶ自分一人のレベルでの言葉と思われがちですが、ここでちょっとツッコミを入れたいと思います。
 逆に世界が自分一人で構成されていると仮定した時、そこに面白い人や秀才、イケメンなどは存在しないのです。要は全てにおいて偏差値50、絶対的な価値観に帰着するのです。つまり「個性」というのは誰々という他者に比べて、といった他者を含む世界の相対的な価値観の中で産まれます。高校生活をいかに楽しむかは、勉強にせよ何にせよ、多くの「個性」を持つ他者に囲まれながらいかに「個性」を発揮するかにかかっていると考えます。
 平凡なご挨拶となり恐縮ですが、皆さんの新たなる一歩にご多幸を祈るばかりです。



 学び問うために
副校長  久保田 剛司 
 昨年9月、探査機ニューホライズンズが冥王星の素顔を初めて私たちに見せてくれました。余りに遠いため、ハワイ山頂のすばる望遠鏡でも、ハッブル宇宙望遠鏡でもその表面の様子はこれまで殆どわかりませんでしたが、白いハート形模様をはじめ、数々の複雑な地形が発見され、今後その謎の解明が待たれます。冥王星と言えば惑星から外れたのが2006年、この時の経緯を皆さん覚えているでしょうか。最も興味深かったのは、惑星の定義そのものが議論の対象とされたことです。冥王星の存在自体は何も変わらないのに、人類の知見が増えたことで新たに「準惑星」というグループに分類されました。「常識」が変わった瞬間でした。そして皆さんが六年後、三年後に大学で取り組むのが、今の常識を改めて問い直す「学問」です。そのためには既存の知識体系をしっかり習得することが必要不可欠、これから始まる中学高校での「学習」は、次の「学問」への将に基礎固めなのです。

 どんな自分になりたいですか?
中学1年学年主任  井上 教子 
 保護者のみなさん、中学18期生の皆さん、ご入学おめでとうございます。今日から皆さんの新しい生活がスタートします。今までの自分を土台にして、新しい自分を作るチャンスです。今まで色々なことがあったと思いますが、さなぎが羽化をして蝶になるように、新しい自分を作ることができるチャンスなのです。これまでの生活がどのようであったかにかかわらず「これから」が大切になります。私たちはみなさんのこれからを作るお手伝いをするためにいます。どんな人になりたいですか?賢い人ですか?クールな人ですか?かっこいい人ですか?『考動』〜気づき考え行動する仲間〜これが私たちの学年目標です。考えてください、どんな自分になりたいか。「自分で想像できる世界の大きさが、自分の世界の大きさなんだよ」自分の世界を広げるべく、これからの中学生活で何をしていくかを考えてください。一緒に世界を広げましょう。

 高等学校入学を迎えて
高校1年学年主任  平林 浩史 
 高等学校37期生のみなさん、保護者の皆様、ご入学おめでとうございます。皆さんの入学を教職員一同、心より歓迎いたします。37期生は中学からの連絡進学生180名に、新たに高校からの入学生104名、留学からの夏期帰国予定生徒1名を加えた285名の学年となります。長い人生の中でもとても密度の濃いこれからの3年間を共に過ごしていくことに、よろこびとそれ以上に責任の重さに対する緊張を感じています。皆さんも環境が大きく変わるこれからの生活に、大きな期待と不安を抱えて今日を迎えたことと思います。周りを見渡せばこれから共に過ごしていく仲間がいます。生涯の友となる人もきっと見つかることでしょう。これらの仲間とともに、様々な経験を通して、時には傷つき、時にはぶつかることもあると思います。それでも最後には互いに高めあいながら成長していってくれることを願っています。
 チーム37期いよいよ出発です。