夏休みを迎えて 平林 浩史 
 高校に入学してから4か月が過ぎようとしています。この間には新たな出会いや、新たな生活の中で、あわただしい日常がありました。入学前後のガイダンスをはじめ、自学自習研修や球技大会、合唱祭に定期考査に加え、模擬試験なども行われ、本当に忙しい毎日を過ごしてきたのではないかと思います。新しい生活に慣れるまでには時間がかかります。体力がつくまではなかなか思うようにいかないことの方が多いものです。そんな日常の中で、入学時の気持ちが少しずつ失われ、楽な選択肢を選ぶようになっていきます。そんな気持ちをリセットする絶好の機会がこの夏休み。思うようにいかなかった点を点検し、原因はどこにあったのかを明確にして、新たな気持ちで9月を迎えられるようにしましょう。
 夏の過ごし方はとても大切です。進路選択はまだ先のように感じるかもしれませんが、秋には文理選択をしなくてはなりません。RCAP適性検査の分析説明でもあったように、将来の自分を想像して、目標から逆算した計画を立てるところから始めなくてはなりません。自分の将来像を思い描くというのはとても大変なことです。将来の可能性を拡げるためにはいろいろな情報が必要となります。SNSを利用するのはもちろん有効なのですが、実際に自分の目で見て体験することも重要です。夏休みはその絶好の機会となりますので、有効に使い飛躍のきっかけとなる時間にしてください。



 

 オーストラリア研修を終えて 宝田 敏博 
 高校2年生は6月にオーストラリア海外研修に行きました。南半球ですのでこれから寒くなる時期の研修でしたが、ブリスベン周辺は温暖な気候で過ごしやすく、殆ど体調をくずすこともなく、ほぼ予定どおり旅程を終えました。交流校のリディ―マー校とは、春からの手紙での交流に始まり、事前に各自が文化交流などの準備を重ねて、当日のSHIBAKASHI DAYを迎えました。オープニングセレモニーでの合唱やダンスの披露、グループごとの日本文化紹介やスポーツ交流、茶道の紹介など、長年の両校の経験もあってスムーズに生徒どうしの交流が進み、良い経験となる一日を過ごせました。今回の研修では、他にもクイーンズランド州立大学のキャンパスツアーやブリスベン市内散策を、数名のグループごとに現地の大学生がつき、共に行動しました。初めはぎこちなかった生徒も共に数時間過ごすなかで打ち解け、自然に英語での交流を楽しんでいました。また、大学で講義を受講し、モートン島に渡ってからも地質学講義や海洋環境学講義を聴くなど、英語にふれる機会の多い研修でした。オーストラリアの雄大な自然に触れて、感じ取ったこの経験をぜひ今後に生かして貰いたいと考えます。
 海外研修という大きな行事を終え、高校2年のこの夏には、今までの難関大合格者をみるとここで学習時間が急激に増加しています。受験生として本格的に学習に取り組む夏になります。先日行われた夢ナビやオープンキャンパス見学などを通して目標大学への意欲を高め、受験生に相応しい学習の方法、時間、内容を各自確立しましょう。努力して取り組んだ分だけ必ず力は伸びます。いち早く取り組み始め、この夏に苦手科目を克服することが重要です。まずは夏明けの模試の目標を立てて、40日間計画的に頑張ってやり抜きましょう。
 

 目標へ向かって 三輪 剛史 
 少し新しい雰囲気と、ガラス窓の多い開放感のある敷居、ゆったりした机の配置と広い廊下、いろいろな意味で気持ちを入れ替えるタイミングとなる、ホール棟での新クラスでの生活がスタートして数か月が経過しました。空き時間や放課後には各階の演習室で自習する姿も当たり前の光景となり、受験生としての意気込みが強く感じられます。
4月下旬の球技大会では各種目で3年生が主役となり、クラスメイトの輝いた一面を応援し、健闘を称えあいました。そして、その余韻に浸る間もなく続いての合唱祭。3年生はカリキュラム選択の関係で4時限終了後の早帰り生徒が曜日毎に異なり、全体練習が難しい状況でした。その中でも早朝練習や、午後の自習後に集まっての放課後練習など、各自が時間を融通しながら結果的に良い成果をあげることができました。
 さて、行事を終えスイッチを切り替え、今後は各種模擬試験が実施されていきます。模試は点数や志望大学への合格判定といった数字にとらわれることなく、現時点での自分の力を冷静に客観視する目安となります。また、学習計画を立てていく上での目安としても利用し、担任との面談を行いつつ、より目標を明確にしていきます。夏休みを終えると、受験シーズンが本格的に始まります。一歩一歩確実に前進していってほしいものです。