学年目標・・・考え、行動する・・・
井上 教子 
 5月に最初の宿泊行事であるグリーンスクールが行われました。前半は天気に恵まれず風邪を、後半は暑くなって熱中症を心配しましたが、全員大きく体調を崩すことなく無事終えることが出来ました。初日は八木の沢での自然観察・飯盒炊爨、2日目は「芝浦創造の森」での裾枝払いを行いました。慣れない手つきで鋸を使う様子が危なっかしくもあったのですが、初めての体験が楽しそうでした。午後は班ごとに「森の案内人」の方に尾瀬のブナ平で自然について教えていただきました。 3日目は間近で直径30pくらいある木が倒れる様子を見学しました。すごい迫力と、この時期ならではの「切り口から水が滴る様子」も観察し、森が生きている証拠を見せつけられた気がしました。ホテルでは班ごとに全員が集中して観察のまとめをしました。この3日間の行程を通じて、第1学年のテーマである環境学習に取り組むことが出来ました。この結果で、高杖新聞作成や文化祭でのプレゼンテーションをしていきます。是非、文化祭の折には生徒のプレゼンを見に、学校まで足を運んでいただきたいと思っています。また学校に残ったクラスに対しては、進路部主催の自学自習研修を行いました。この研修の目的は『入学して間もないうちに学び方を身につける』ことです。中間考査、7月考査と2回の試験を終えて、手帳の使い方も含め生徒間でずいぶん意識に差が出てきているように感じます。入ってからの学習意識が今後の成績・6年後を決める、と生徒には言い続けています。今からでも遅くありません。出来ないことを引きずりながら先に進むのではなく、いろいろなことに興味・関心を広げながら、学習していってほしいと思います。世界は分からないことだらけです。学ぶことにわくわくした気持ちを持ち続けながら、毎日少しずつ勉強していきましょう。私たちはそのためのお手伝いをしたいと思っています。  



 

 中学2年学年情報
白坂  琢 
 6月に奈良・京都研修旅行を終えました。海外研修で異文化を理解するため、まずは自国の文化を学習しました。
 初日の奈良では語り部の会の方々にお世話になり、法隆寺と興福寺国宝館、東大寺を見学しました。語り部の皆さんの知識量と話術に惹き込まれ、まるでその時代の景色の中で説明を受けているような錯覚に陥るほどでした。今後、文化祭でプレゼンを行い、学んだことを海外での交流に生かそうとする生徒たちにとって、3日間の研修の入り口が、このような方々との出会いだったことは、とても幸せなことでした。
 2日目の班別市内研修は、それぞれの希望をまとめて事前学習を重ね、計画を立てて臨んだため、より学習も深まりました。そして何より仲間と一緒に回る京都は最高だったようです。大仙院での座禅体験もよい思い出となりました。3日目は京友禅染めや組み紐づくりなどの文化体験学習を行いました。生徒たちのデザインセンスや集中力の高さには驚かされました。
 事故もなく、全員が全ての行程に楽しく参加できました。助けてくれた仲間に感謝したいと思います。生徒同士がたくさんの話をし、理解を深め合ってくれたことも大きな収穫でした。皆が自分の隣にいる人を大切にしてくれました。異文化理解への第一歩を踏み出すことができました。
 学習の成果は、文化祭のプレゼンで発表します。英語での発表も予定しています。どうぞご期待ください。
 



 

 中学3年学年情報 安江 慶二 

 中学3年生は環境・国際・平和の3つをテーマにグアムへ海外研修に行きました。事前学習ではグアムが過去においてスペイン・アメリカ・日本の歴史を色濃く受けたこと、先住民のチャモロの人達やその文化を知り、また戦争経験者の本を読み、グアムの視点で語られる戦争のDVDを見ました。
 この海外研修の特色は生徒達が英語のシャワーを浴びたことです。ガイドの説明は英語、グアム大学での海洋学の講義も全て英語、そこでの学生との交流も英語でした。英語を熱心に聞き、英語で話す生徒の姿が見られました。
 またグアム大学で講義を聴くだけでなく、実際にナマコやヒトデなどの海の生物を手に取り、海ではシュノーケリングで色鮮やかな魚を間近で見て、生物の多様性を感じました。
 異文化理解としてチャモロの人達とココナッツを味わったり、ヤシの葉での魚の形をした編み物したりと意欲的に土着の文化を学んでいました。
 今回の研修で私達が大切にしていたことはグアムの方々の視点でした。彼らが戦争や日本をどう考えているかということです。太平洋戦争記念館や戦跡を巡り、ガイドの方からの説明を受け、過去に何があったのかを生徒は想像しながら、その地を踏みしめました。
 この海外研修を通じ生徒はグアムに一層理解を深め、外から見た日本・日本の文化を再認識したようです。今後、生徒たちがさらなる日本への理解・国際理解を深めていくことを期待します。
(文責:海外研修担当  口 真那)