ビブリオバトル開催
小林 菜々 
 ビブリオバトルとは…
1、 発表参加者が、読んで面白いと思った本を持って集まる。
2、 順番に1人5分間で本を紹介し、それぞれの発表の後に、参加者全員でその発表に関するディスカッションを2〜3分間おこなう。
3、 全ての発表が終了した後に、「どの本が一番読みたくなったか?」を基準とした投票を、参加者全員一票でおこない、最多票を集めたものを『チャンプ本』とする。

 ビブリオバトルは、小学生から大人まで参加でき、日本全国に広がりをみせている活動である。本校では、今年度より高校図書委員会からの発案で活動を始めた。11月には高校2年生の図書委員が中心となり実施された。2月20日(土)に開催した第2回は、高校1年生が運営をおこなった。準備段階で多少の不安があったものの、高校2年生の助言をもらいながら、真面目に取り組んでくれた生徒が多かった。そのため、当日は滞りなく進行することができた。
 当日の参加者は20名に及び、活気ある時間を共有できた。




〜発表の様子(発表順)〜

 1年5組 辻 一晃 君

 恩田陸 『消滅』
 11人の容疑者と1匹の犬が空港でテロリストだと疑われるというストーリー。主人公は存在せず、序盤の急展開から引き込まれる作品だと熱弁してくれた。

 1年5組 小倉 弘雅 君

加藤レイズナ 『プリキュアシンドローム』
 アニメの製作に関わった人たちの裏話が詳しく書かれていて、「アニメに携わる仕事をしたいと考えている人の進路本になるのでは」と語ってくれた。

2年1組 伊納 亘朗 君

  アンドレジード 『狭き門』『背徳者』
 この2つの作品は、同じ作者が書いているとは思えないほど、内容が全く別物であるところが興味深い。見た目は少々気難しい作品に思えるが、読んでみると深いところに引き込まれていくという。
1年3組 矢島 知明 君

三浦しをん 『舟を編む』
 映画にもなり、知名度の高い小説である。性格の違う人々が、障害を乗り越えて辞書を作っていくという内容である。タイトルの「編む」にどんな意味があるのかということが、質疑応答でも議論になった。
〜参加者の声〜
 「結構面白かった」
 「来ないともったいない」など
 好評の意見を多くもらえた。
〜結果〜
 チャンプ本は…
 アンドレジード『狭き門』『背徳者』

 前回に比べ票がばらけたので、それぞれの作品に興味をひくものがあったことがうかがえる。
 4名の発表者は少々緊張しつつも、「楽しそうに」推薦本の説明をしていたのが印象的である。そして、質疑応答こそビブリオバトルの醍醐味であると感じた。参加者の質問に対し、真摯に答える発表者。議論がふくらむと、3分というのは非常に短いものであった。一人でも多くの「この作品が読みたいな」という気持ちが、図書室に足を運ぶきっかけとなってくれると嬉しい。中学生・高校生問わずこの活動が広がり、芝柏の図書室が活気溢れる場所になることを目指していきたい。