高校1年生、文理選択を控えて
 宝田 敏博 
 高校1年生も入学して4ヶ月が経ち、学校生活にもだいぶ慣れてきたようです。前期には、4月の自学自習宿泊研修の後、球技大会、合唱祭とクラスで取り組む行事が続いています。どちらの行事もクラスでの話し合いや練習を通じ、互いにクラスメイトの個性を発見し、クラスの団結力を高めるのに役立ったようです。総合学習の授業では、自分史作りの取り組みを始めています。ここでは、今までの自分の生い立ちを振り返る過程を通じ、自らの内面を見つめ直し、また、これまで自分を支えてくれた周囲の環境に気づくことなどが期待されます。この夏も、自分史作成の冊子に沿って作業を続け、最終的には来年の夏に一冊の本の完成に至ります。情報の授業では、Webコンテストのチームを組み、エントリーを始めました。学年の教員がコーチに入り、其々が決めたテーマを研究して、学習用ホームページを作成していきます。こちらもテーマを掘り下げていく中で、自らの進路とその適性について考える時間にできると良いと思います。
 進路選択については、先日返却されたRCAP適性検査と、夏明けに実施する文理適性検査があります。秋の文系理系の選択を前にして、この夏にはぜひオープンキャンパスなどで大学に足を運び、実際に大学を肌で感じ、学部学科への理解を深め、目標到達への意欲を高めてください。
 この夏の過ごし方は将来の自分を左右すると言っても過言ではありません。高校生として部活動や行事に打ち込みながらも、これまでの学習の不足している科目を中心にしっかりと日々計画的に取り組み、自らの力を伸ばし、飛躍する夏にしてもらいたいと思います。





 35期生オーストラリア海外研修旅行
 三輪 剛史 
 6月16日〜22日(先発4クラス)、6月17日〜23日(後発3クラス)の日程で、研修旅行を実施しました。
 1日差で進んだ2隊ですが、それぞれ逆の流れで同じ行程をこなし、中日には現地姉妹校のリディーマー校との学校交流で合流しました。
 この交流の中心となる、日豪文化交流へは準備不足が否めず、出発前は少々不安でした。しかし出発直前に交流班からのレターの返信が学校に届き(行きの機内で開封することができ)、この不安は大きな期待へと変わりました。さらにはリディーマーの生徒達の積極的な、フレンドリーな姿勢に会話(+身振り手振り)がはずみ、それぞれのホームルームでの文化交流はすばらしいものになったようです。この学校交流は年を重ねる毎にリディーマー校側の受け入れ態勢がより充実してきていると感じます。すばらしい歓迎演奏、スピーチ、文化交流への自然な流れとその密な内容、エンディングでのコンサートと、緊張することなく生徒同士がすぐに雰囲気にとけ込みふれあい、十二分にこの一日を楽しませてもらうことができました。中心となっているマック先生はもとより、全HRクラスの担任の先生方の苦労(大きな歓迎の気持ち)に感謝するばかりです。
 今後この貴重な体験を生かし、グローバルな人財となるべく語学の鍛錬や基礎学力の定着に励んでほしいと思います。






 「初志貫徹」に向けて
 松原 誠司 
 34期の学年目標は「世界に目を開き、器量を磨く」ですが、この他に学年ごとに目標を設定しています。
 第2学年では「蓄積・配慮・行動」を設定しました。第2学年の1年間を通じて、自分の進路を見つめて目標を設定し、それを実現するための努力を継続していくことや、個々人の行動のみならず、クラスなどの集団での団結を通じて向上をはかるなどの部分で、成長がみられました。すなわちTPOを判断して周囲に配慮した行動ができ、高い目標設定をめざして安易な方向には流されない生徒が増加しています。また、小テストのターキーでは、各クラス独自の取組みにより、どのクラスもが目標としている80%以上の合格率をかなりの頻度で達成しました。
 学習時間の増加も顕著でした。この要因には、一日の生活のなかで学習時間がしっかりと位置づけられ、継続的に実践されているとともに、ちょっとした隙間時間にも学習に利用する習慣も定着したからと考えられます。部活動を引退するまでは、時間の増加はこれ以上困難でしょうから、学習の質の向上、内容の改善などにより、より効果がある学習を試みることが大切です。
 最後に、34期第3学年での目標は「初志貫徹」です。1つには今年1月に記入した「第一志望宣言」を実現することですが、目標はこれだけに終わりません。1つの目標に向かって妥協することなく、実現のための行動を継続する姿勢は、今後の人生において貴重な財産となることでしょう。入試のみならず、今後の社会での生活を念頭においた能力の育成が期待されます。
 昨年1年間の成長同様に、今年も個人・集団を高めて、さらに大きな姿で卒業をむかえてほしいと思います。