第3グラウンド竣工式

野村 春路
 五月晴れの好天の中、5月15日に第3グラウンドの竣工式が行われた。まず午前10時より、増尾の地を司る廣幡八幡宮の宮司により、第3グラウンドの安全祈願を目的に、竣工祭が執り行われた。日本では古来、各種土木工事の起工に際して、その敷地の守護神を祭って神慮を和め、土地の平安堅固を祈願する。つまりそれぞれの土地には、神代以来その土地を司る大地主神、産土神、氏神がおり、土地の状況を変更する際、あるいは建物の新築・竣工などの時には、まず神さまに奉告し、感謝を捧げる慣わしがあるからである。その後10時30分より、テープカットの式が行われ、五十嵐理事長、菅沢校長、渡部PTA会長、岩本後援会長、施工業者代表者と並んで、生徒代表として、中学生徒会長柴田美夢さん(3年A組)、高校生徒会長小林毅大くん(2年1組)が、テープカットの中央に加わった。テープカット終了後、出席者はグラウンドの諸施設を見学した。バレーボールコート1面、バスケットボールコート1面、テニスコート3面、多目的グラウンド、ランニングコース、駐車場など、1万m2に及ぶ整然とした学校の新しい敷地を、関係者はみな安堵と喜びを持って踏みしめた。そして当日の放課後、新グラウンドを使う部活動の生徒を集め、簡単な使用上の諸注意を行った後、使い初めとなった。

 18歳選挙権、是か非かの討論

杉浦 正和 
 来年の参院選挙で高3生が選挙に投票できるようになった。法律が改正された前日、1年3組でこの問題で討論をした。先生方の参観とマスコミ取材があった。憲法改正の国民投票法で18歳になった経緯を聞き、意識調査の資料を班で議論した後、30分間クラスでフリー討論をした。高校生の政治意識が高まるという賛成意見と、一時的でいずれ低下するという反対意見の間で活発な意見の応酬があった。最後に、政治に興味がなくて投票する無責任な投票が問題となった。後日意見を集めると、討論前より賛成へ4名、反対へ8名が動いていてより不安になっていた。ポイントは、学校で意識を高める主権者教育ができるかどうかだろう。

 中学地域清掃

田口 裕一 
 中間考査最終日に、中学生による新柏駅からの通学路および本校周辺の地域清掃が行われました。清掃活動を通して、地域理解を促し、協働の精神を涵養するという目的で、この時期に年一回ではありますが、慣例行事として実施しています。生徒は体育ジャージに着替え、タオルを首に巻き、軍手をし、ビニール袋を持ち、各クラス6班に分かれて学校を出発。子供たちは和気藹々と班で協力しながら、1時間かけて指定された場所をキレイにしました。普段の通学路でよく通る場所だったにも関わらず、道端に落ちているゴミが予想以上に多いことに驚いたようでした。

 安全の日

  【中学】    青木 重憲 
 本校の生徒の不慮の事故を受けて始まった安全の日。6月1日より道路交通法が改正され、中学生の多くが利用する「自転車」についてご講演をお願いしました。当日は、柏市役所・柏警察署の方々を招き、自転車の乗り方、自転車点検のポイントなどについてわかりやすくお話をしていただき、生徒たちも熱心にお話を聞いていました。これを機にもう一度自転車の乗り方を振り返り、自分だけでなく、周囲の安全にも気を配ることができる芝柏生になってくれることを期待しています。
  【高校】 小暮 真弓 
 今年の高校「安全の日」講演は「薬物」をテーマに実施しました。近年、危険ドラッグなどが広く出回って、使用した人が事件・事故を起こすケースが報道され、若者は薬物の危険にさらされています。講演してくださった「千葉ダルク」のお二人は、自らの経験から、ささいなきっかけで薬物を始めたこと、やめられなくなり周囲に迷惑をかけ、ついに自殺を企図したことなどを真剣に語ってくださいました。生徒の感想も「薬物に絶対手を出さない」という内容が多く、よい講演会でした。


「懐かしい。」何年後かに生徒たちがこの増穂だよりを手に取り、じっくりと読み返してほしい。一気に思い出が蘇ると共に、時の早さを実感することだろう。芝柏で過ごす時間は人生のほんの一瞬にしか過ぎない。この夏、きみは何に挑戦をし、その一瞬を一生の思い出へと変えるのだろうか。