中学1年生近況
安江 慶二 
 芝浦柏での中学校生活も1年が終わろうとしています。皆さんにとってどのような1年だったのでしょうか。学校行事では12月には合唱祭があり、インフルエンザが猛威を振るう中にも関わらず、力を合わせて発表することができました。また、道徳・ワールドデーの時間には視覚障害福祉体験や百人一首大会が開かれました。福祉体験では実際に目隠しをした状態で、白杖を持って階段の上り下りをし、点字ブロックの上を歩きました。百人一首では、教室ごとに熱戦が繰り広げられました。また、道徳の時間にはクリティカルシンキングを導入し、送り手と受け手というテーマで、テレビ放送される広告を通して、どのように情報が伝達され、我々はそれをどのように受け止めているかを考察しました。次の段階で、発信者の側から考えて、自分だったらどのような広告を作るかなどにも触れました。
 学年目標として「規則正しい生活習慣を身につけ、様々な視点から物事を考えることができる」を掲げてきました。前半の生活習慣についてですが、3点固定は身についたでしょうか。まだ習慣化ができていない人は4月までに固めましょう。後半の様々な視点から物事を考えることについてですが、普段から意識して視野を広げる思考訓練が必要となってきます。その1つとして、我々はクリティカルシンキングを訓練のツール(道具)として捉えています。今、身の周りには多くの情報があふれています、しかしながら、その全てが正しいと判断するわけにはいきません。では、どのように判断すればよいのでしょうか。我々はクリティカルシンキングつまり、「誰が、何のために、誰に、どのように、何を」伝達しようとしているかを考えること、によって思考力が深まると考えております。今後もこの思考訓練を基に、リテラシー教育を充実させていこうと考えております。

 中学2年生 職場体験報告
坂倉 弘子 
 中学2年生の職場体験が2月12日(ABE組)と13日(CD組)に、行われました。これは中学1期生から続く伝統ある行事で、今年度も保護者のご紹介や地域の事業所のご協力を得て、36か所で様々な体験をさせて頂きました。
 その職種は多岐に渡り、病院や検診センターなどの医療機関、スーパーやコンビニエンスストア、花屋やスポーツ用品店など馴染みあるお店から、東京大学大学院の研究所や、つくば市の地質標本館、高エネルギー研究所、気象庁東京管区気象台、お寺など、普段、内部に入れないような所にもお世話になりました。
 体験先を選択するにあたり、将来の希望する進路に近い職種を選ぶ生徒が多い一方、なりたい職業が決まっているからこそ、将来関わらないであろう職種を選び、見聞を広めようとした生徒もいました。
 当日は、慣れない仕事でとまどうこともありましたが、事業所の方の丁寧なご指導のもと、充実した時間を過ごすことができたようです。
 生徒の書いたお礼状を紹介します。「園児に生まれて初めて『せんせい』と呼ばれて嬉しかったです。小さい子供のお世話は大変でしたが、自分もこのように育ててもらったのだと感謝の気持ちが生まれました」(保育園)、「普段学ぶことのできないマナーを教えて頂いて、とてもためになりました」(和食店)。
 社会の仕組みを体感し、社会性や協調性を養うことができた経験を、今後の生活に役立てて欲しいと思います。




 中学校卒業のこの時期に
宝田 敏博 
 中学3年生では、先日のワールドデーにおいてPTA仕事塾が開催され、保護者の方よりそれぞれの仕事についての講演を聞く機会がありました。生徒達はどのブースでも熱心に聞き入っており、今年の秋に文理選択を控えたこの時期に、大変有意義な体験になりました。また、2月には、Webコンテストにおいて、3チームがファイナリストまで進み、鈴木悠美さん、水上千佳さん、飯塚千皓さん、久保田朋実さんのチームがプラチナ賞、総務大臣賞に輝きました。ジュニア数学オリンピックでは、矢島知明君が銀賞を受賞しました。他にも、それぞれの場で個性を発揮し、活躍しています。これから将来の目標に向かい走り出す中学生の今だからこそ、視野を広げ、様々なことに積極的にチャレンジすることで、自らの能力を磨き、適性を発見し、夢の実現へと繋げて貰いたいと思います。現在は、中学校での生活を終え、高校生として良いスタートを切るための準備期間になります。中学生としての今までを振り返り、大人への第一歩として、自ら考え、責任を持った行動で、高校生に相応しい成長を見せてくれることを願っています。学習面においても、ここで中学の総復習をし、入学までに苦手科目を中心に取り組むことが大切になります。先日返却されたZ会アドバンスト模試の結果をふまえ、新たに導入された受験サプリなどを上手に活用して学習に励んでください。また、4月当初にはすぐに模擬試験を行います。各自目標を設定し、それに到達するためにこの一か月をどう過ごすべきか、手帳を使いこなしてしっかりとした計画を立て、日々実行しましょう。皆さんが、これから始まる高校生活を、楽しく充実したものにしてくれることを願っています。