今年度の避難訓練

松本 照子 
 今年度も例年と同様に、大地震発生を想定し、迅速な避難と安否確認に重点をおきました。地震発生時にいる場所によって避難場所が違うこと、安否報告後の行動、また校外にいて災害に遭った場合など、生徒はそれぞれの行動パターンを事前に学習しました。
 避難は緊張感を持って行われましたが、何点かの課題も残りました。「大地震対応マニュアル」を携帯していない者がいたこと。また、教職員側もチェック方法など、改善点がありました。緊急メールのテストも定着してきましたので、様々な場合を想定して訓練を繰り返すことで、起こり得る災害に備えたいと思います。
 スマホは小さなパソコン

田口 裕一 
 安全の日に高校生対象に「ケータイ安全教室」が行われました。軽はずみな書き込みから個人情報が漏れ、本名や顔写真がネット上に流出したり、ケータイのやりとりからいじめに発展したり、またはネット依存症になり、睡眠不足や体調悪化など健康に悪影響を及ぼすと言った内容をNTTドコモのインストラクターが映像を見せながら説明してくれました。スマホやケータイは間違った使い方をすると、凶悪事件に巻き込まれたり、個人情報がインターネット上に残ってしまうなどの深刻な事態になり、後悔している人もたくさんいます。使用するときは、[1]誰かを傷つけたり嘘をついたりしない[2]自分の個人情報を簡単に公開しない[3]身を守るフィルタリングサービスを設定する[4]使う場所や時間をよく考える等をご家庭でも是非お子様と、ルールやマナーについて話し合ってみて下さい。
 結核の予防

小暮 真弓 
 教員が結核にかかって、保健所の調査で同僚の教員8人、生徒20人、卒業生11人が感染していたことがわかり、そのうちの数人は実際に発症していた、という大変ショッキングなニュースが報道されました。
 かつては日本人の「国民病」とまで言われた結核ですが、現在ではほとんど聞かれなくなり、それとともに私たちも注意を怠りがちになっているかも知れません。
 結核は、結核菌が肺などで増殖して症状が出ますが、初めは風邪のような症状で、微熱や咳、痰などが続きます。かぜ症状が2週間くらいよくならないときは、医師の診察を受けるようにしましょう。予防策としてはBCGがありますが、成人してからは免疫が低下するので、気になる症状があるときは医療機関に行きましょう。
 健康に留意して生活しましょう。

 インターネットの仕組み

丸山 広光 
 昨年と今年、中学・高校ともケータイ安全教室が実施されそこでインターネットの仕組みの説明がありました。高校1年の情報の授業でも説明しております。生徒の皆さんが普段スマホなどで便利に利用しているインターネットです。電話をかける場合、電話(番号)が必要です。インターネットをする場合でも同じように番号(IPアドレス)が必要です。IPアドレスには2種類あります。校内だけしか通用しないアドレス(プライベートIP)と直接世界中との接続が可能なアドレス(グローバルIP)です。校内でインターネットの接続している場合は直接外部と接続されておりませんが、皆さんが利用しているスマホは直接世界中と接続されているグローバルIPです。それだけ危険性が高まるのでその仕組みを理解して注意が必要です。
 そもそもインターネットは45年前にアメリカ合衆国国防総省がアメリカ国内の4つの大学のコンピュータを接続したことから始まり、日本では30年ほど前から接続され使われ始めました。インターネットの危険性を理解して利用したいものです。
 「進路の手引き」と夏休みの学習

早川 千春 
 今年も「進路の手引き」が完成いたしました。手帳の使い方、シートの使い方、学習の仕方、授業の受け方、科目別の勉強方法、ノートのとり方、定期試験や模擬試験の準備や分析といった学習に関わる項目、1年間の流れや文理選択、科目選択、大学入試動向、小論文や面接についてなどの入試に関わる項目、32期生の入試結果に関わる様々なデータ、そして卒業生の手記と1年間を通じて、常に使えるような内容として構成されています。ぜひ、自分なりに活用してください。
 夏休みを迎えますが、勉強が最も大切であるなどということは決してありません。クラブ活動や学校行事、趣味や遊び、友達と共に過ごすことも貴重な経験です。しかし、どんなに順位が低くとも、将来の自分が、何かをなすには、今、できないことを必ずできるようにするしかありません。それを「勉強」というつまらない言葉で表すといやなものになるかもしれませんが、理想の自分に近づくための一足ずつと考えるなら、やはり必要なことだと思います。
 授業で扱うことは必要なことばかりです。全てが頭に入っていないなら、いつかはいれなければいけなくなります。本校では「基礎」というと、「誰にでもできること」のように使う生徒や教員が多いように感じますが、「基礎」とは、授業で扱う全てであり、授業で扱えない部分でも必要な「応用」がたくさんあるのです。
 夏休みは、「宿題をやる」という意識でなく、「わかる」ことを目標に学習しましょう。ですから、毎日、学習する習慣が必要です。
 また、オープンキャンパスやセミナーへの参加、コンテストへの参加など自分の力を広げるチャレンジをしましょう。遊びも、趣味も大切にしてほしいと思いますが、理想に近づくためには、できないことをできるようにする、という気持ちが大切なのです。