夏休みを迎えて
平林 浩史 
 5月下旬、最初の宿泊行事であるグリーンスクールが行われました。今年度は前後半それぞれ2クラス、3クラスに分けての行事となりましたが、190名全員が参加し、大きく体調を崩すことなく無事終えることが出来ました。現地では八木の沢や尾瀬ブナ平での自然観察、芝浦創造の森での林業体験、小椋木材での製材見学など第1学年のテーマである環境学習に取り組むことが出来ました。今後は高杖新聞の作成や文化祭でのプレゼンテーションにつながっていきます。また、今年は初めての試みとして、学校に残ったクラスに対して、進路部主催の自学自習研修を行いました(内容はHPをご覧ください)。この研修の目的は『入学して間もないうちに学び方を身につける』ことです。中間考査、7月考査と2回の試験を終えて、手帳の使い方も含め、生徒間でずいぶん意識に差が出てきているように感じます。試験が終わった後、その結果に対して、原因が何であるのかを分析することが大切です。試験が終わり、「やばい!」と思ったときに、結果を分析し、原因を究明したうえで改善につなげようとする者と、しょうがないと諦めてしまう者では5年後には埋めることが出来ないくらいの差がついていることはいうまでもないでしょう。ベーシックウィング、下位者補習、中上位者補習の対象者はまずは現状を分析し、1つでも上の補習、講習の対象となるよう努力してくれることを期待しています。




 奈良京都研修を終えて
宝田 敏博 
 今年から新たに行われることになりました奈良京都研修も、保護者の皆様のご協力で、概ね順調に終えることができました。生徒達は今回の研修で、奈良語り部の会、手紙のやりとりをした現地スカイガイドの方が同行しての班別フィールドワーク、ホテルマナー講習会、京大生による研究指導会、大徳寺での座禅体験と講話など、多くの方のお世話になって参りました。この宿泊研修を通して学んだ集団生活での規律やルール、マナー、他人への気遣いなどを今後も心に留め、学校や家庭での生活を送って貰いたいと思います。また、今回のテーマとした京都に関するグループ研究を秋の文化祭で発表しますので、楽しみにお待ちいただきたいと思います。現在は7月考査を終え、初参加となるWebコンテストへの準備をしながらも、期末考査や秋のベネッセ、Z会の全国模試を目標にこの夏を迎えるところです。学習・生活習慣をしっかりと身につけ、高いレベルで取り組んで貰いたいと思います。
 中学2年のこの時期は中だるみにも陥りやすく、個々の差が大きく広がって来る時期でもあります。成長に伴い、お子様それぞれで抱える問題や悩みもあるかと思います。希望される方には夏休みに入りましてから保護者面談を実施いたします。この機会に学校とご家庭とで情報交換をし、連携してお子様の成長に携わっていきたいと考えますので、宜しくお願いいたします。




 マレーシア研修旅行を終えて
東  弓恵 
 生徒達の日ごろの行いがよいのであろう、全行程快晴に見まわれた6日間であった。飛行機を降り立った最初の一言は、皆同じ「マレーシアは暑い」という言葉。事前にわかってはいたものの、やはりこの暑さにはかなわない。しかし、初日の夜から生徒はパワー全開。飛行機の中でも機内食など食べていたにもかかわらず、鍋をペロリと食すクラスが続出であった。
 2日目、FRIMではヒルに恐れながら自然の偉大さに驚き、バツー洞窟では少々猿とのハプニングがありながら、272段の階段を登りきる。また、錫の工場では、ひたすら錫をハンマーで打ち続けアイスボールを作り、腕が筋肉痛になる生徒もちらほら。
 3・4日目の最大イベント学校交流。セレモニーでは、緊張した面持ちで舞台に上がり、今までの練習成果を思う存分発揮していた。交流班に分かれ、始め何も話せずおどおどしていた生徒が多数だったが、いつの間にか、お互いに屈託のない笑顔で会話をしていた。学年目標である「言葉と心を分かち合う」瞬間であった。
 この研修旅行での、一人ひとりの感じ方は違う。しかし、ただの旅行とは違う、異文化にふれ、他国の素晴らしさやもちろん改めて日本の良さも感じることができたであろう。この研修旅行を通して、少し大きくなった生徒達に残りの中学校生活を有意義なものにしてほしいと望む。