3年後へのスタート
松原 誠司 
 発達した低気圧による天候の悪化が心配されるなか、式典の終了までは雨が降ることもなく、高校34期生304人は、4月6日、本校に入学しました。
 すでにその2日前からは高入生が、その翌日からは中入生も加わった登校日で、34期生の高校生活が実質的にスタートしています。
 登校日及び始業式後のガイダンス期間では、高校生活を確立するための心構えなどに関する話を聞くとともに、健康診断、スポーツテストなども行われました。
 ガイダンスの一つとして、進路部長早川先生より高校での学習・進路の話が継続的に行われ、4月24・25日の自学自習合宿もあわせて、高校生活における学習の確立をめざします。
 また、クラスにおいては自己紹介に始まり、クラス目標の決定なども行われるなど、高入生も次第に和んできて、クラスのまとまりも築きつつあります。
 「世間に目を開き、器量を磨く」の3年後の達成をめざして、高校生活が無事にスタートしました。

 高校2年生になるにあたって
宮嶋 祐一 
 いよいよ高校2年生がスタートしました。33期生の高校での学年目標は、「自律・自立と向上」です。「自律」つまり自分をコントロールすること、そして「自立」=自らの足で立つ、つまり他人の指示をただ待つのではなく、自ら考え自ら積極的に行動することです。
 「自律」は行動に現れます。茶髪にしたい、ピアスをしたい、スカートを短くしたいと思っても本校では規則でそれは認められていないので、そこは自分をコントロールして我慢することが必要です。それは「自律」につながります。いつも言っていますが、社会に出れば何もかも自分の思い通りにはいきません。我慢をしなければならない場合もあります。今はそのための“練習”の場です。
 「自立」は、大学そして社会で一層求められます。大学は自分で時間割を組まなければなりませんし、大学の先生がいちいちあれが出ていない、これが出ていないなど注意してくれません。まして現代の企業や社会で求められる人材は、指示待ち族ではなく、自分で積極的に動ける人、仕事を自分で作り出す人、市場を自ら開発できる人です。ただ言われたことをやるだけの人は、いまや必要がないと企業は言っています。生徒の皆さんにとっては大変な時代だと思いますが、一朝一夕にそれが変わるとは思えません。さらに言えばもうもとに戻ることはないでしょう。そのような大変な時代を生きる術が「自律・自立」なのです。「自律・自立」を念頭に置いて日々の生活を送ってください。そして、自らを律し、自ら考え自ら動ける人に成長することを、我々教員も手助けしていきたいと思います。一緒にがんばっていきましょう。

 自立の秋
高杉 峯樹 
 4月8日(月)に始業式があり、いよいよ正式に高校3年の学校生活がスタートしました。
 実力テスト・スポーツテスト・身体計測・内科検診・尿検査・歯科検診などがあって忙しく立ち回りながらも、11日には進路部長早川先生の受験に向けた学習ガイダンスを受け、学年集会で各教科の先生の学習方法を聞いた後に、一人一人が目標達成シートを書きました。12日(金)からは平常授業が始まっています。
 センター試験まであと270日前後となりました。限られた時間ですが、行事としてはまだ球技大会や増穂祭、芸術鑑賞会などが残っています。最後となる高校生活をしっかり見つめると同時に、一人一人が自分の目標に向けて貪欲に一生懸命努力し、それぞれの目標を達成して後悔の残らないようにしてほしいものです。
 来年の3月3日(月)には卒業式を迎え、この学校から旅立って行くことになります。その時には皆立派な大人になっていることでしょう。一人一人が受験という人生のハードルを全力で駆け抜けることによって人間として大きく成長し、自己を律することのできる自立した大人になることを願っています。そのためには、誠心誠意頑張っている自分を冷静に見つめている「もう一人の自分」を大事にすることが求められるでしょう。そしてその自分の姿と他者の姿をしっかり見つめて、他者に対するやさしさを持つことが求められるでしょう。この一年間の生徒たちの人間的な成長を楽しみにしています。