グリーンスクールを終えて
宝田 敏博 
  中学1年生では、入学後初めての宿泊研修であるグリーンスクールが2泊3日の日程で行われました。200名全員が参加し、高杖の大きな自然の中で、自然と人との関わりを体感し、仲間との共同生活を通じて多くのことを学んだ三日間になりました。初日は、八木の沢の自然観察で様々な疑問を発見し、小椋木材での製材体験、お箸作りを通じて林業について学びました。夜には自然観察のまとめと、クラスの目標を話し合い、クラスの旗作りも行いました。2日目には、芝浦創造の森での林業体験と、いやしの森でのブナ林の散策を行い、夕方の飯盒炊爨では、班員全員で協力して美味しいカレーライスを作りました。最終日には理科の松本先生の高杖の自然に関する講演を聞き、自然観察のまとめとクラス目標の発表を行いました。短期の研修ではありますが、親元を離れての共同生活を体験して、人とのコミュニケーション、仲間と協力すること、自らの責任を果たすことなどを学んで貰えたらと思います。今回の自然観察の成果は、高杖新聞や班単位でのプレゼンテーションなどのかたちで、文化祭で発表いたしますので、ぜひご覧いただきたいと思います。



 鎌倉研修をふりかえって
 小林 菜々 
 6月14日(木)、中学2年生は鎌倉研修に行ってきました。梅雨時の実施ということもあり、天気が心配されていましたが、当日は晴天に恵まれ、集合場所に続々とやって来る生徒たちの表情も、非常に明るいものでした。また、あじさいも見頃を迎え、鎌倉がいっそう華やかに彩られていました。
 生徒たちは、歴史の授業で鎌倉時代を学んでいたこともあり、それを実際に自分たちの目で見に行くという点では、興味・関心をもって、この研修に臨めたのではないかと思います。
 歴史の授業やワールドデイでおこなった事前学習では、見学候補地の歴史的背景や、都市「鎌倉」の基礎知識を身につけ、研修班ごとに研修テーマと行動計画書(見学地・見学時間・移動時間・昼食場所などを調べたもの)を作成しました。
 当日の生徒たちは、鎌倉駅もしくは北鎌倉駅から、研修班ごとに出発し、鶴岡八幡宮に集合するまでの約5時間、鎌倉の街を散策しました。生徒に人気のあった見学地は、建長寺、明月院、長谷寺、高徳院(鎌倉大仏)などでした。鎌倉の様々な歴史や伝統、自然に触れつつ、その一方で、鎌倉グルメや賑わう観光地としての「現代の鎌倉」も感じることができ、有意義な時間を過ごせたのではないでしょうか。
 また、班行動を通して、自分の役割を見つけ、仲間と協力し合っている姿が非常に印象的でした。
 この経験を今後の生活、そしてマレーシア研修旅行に生かしていってほしいと思います。

 新たな経験が成長を促す
松原 誠司 
  期待と不安を織り交ぜながら、中学3年生159名は6月18日、マレーシア海外研修旅行に旅立ちました。
 研修旅行の主要な目的であるプトラジャヤ8?との学校交流に対して、本校の生徒は準備段階より気持ちをこめて活動を続けました。短いながらも自分たちができうる準備を重ね、各担当者がソーラン節・合唱・合奏・武道および学校紹介のプレゼンテーションなどを仕上げ、当日には相手に思いが届く発表ができたと思います。
 また、折り紙・お手玉・わらじ作りなどの文化交流も直前までの準備と当日の懇切な説明によって、日本の文化の一部を伝えました。今年度は伝統衣装の交流も提案され、浴衣や甚平を持参して、プトラジャヤの先生・生徒に着てもらい、好評を博しました。
 プトラジャヤの生徒の伝統的な踊りや民族音楽の発表に大きな拍手を送り、マレーシアのお菓子や遊びを楽しむなど、マレーシア文化とも親しみました。
 交流の当初は本校の生徒に堅さがみられましたが、プトラジャヤの生徒の積極的なアプローチもあって、徐々に距離が接近し、和やかに話している姿も各所でみられるようになり、並んで写真を撮りあったり、記念Tシャツにサインをしあったりもしていました。
 帰国後の感想では、片言の英語や身ぶり・手振りを加えることで、ある程度はコミュニケーションが取れることを学んだ一方で、本格的な交流をするためにはもっと英語の学習に力を入れなければいけないという反省の言葉も多く聞かれました。
 貴重の体験が、今後の目標につながったことからも、各自にとって有意義な時間を過ごせたといえましょう。今後の彼らのさらなる成長を期待します。