スキースクール
川原 良和
 インフルエンザの全国的な猛威の影響で、残念ながら発熱や体調不良となった生徒もいましたが、今年も3泊4日の日程でスキースクールが実施されました。
 「スキーの上達にまず欠かせないのは、人の話に耳を傾け、理解しようと努めること。」グリーンホールで行われた事前学習会での冒頭、チーフインストラクターの方がこう話されました。この言葉が心に響いていたのか、現地での実習では、コーチの指導から多くを吸収しようとアドバイスに聞き入り、日々見違えるように上達していく生徒達の姿が見られました。2日目のデモンストレーションでは、コーチの皆さんに先導され上級コースの生徒6名も滑走し、斜面の麓で観ている我々を魅了してくれました。スキー講習以外の場面でも、係活動や時間管理など随所に成長を感じる4日間でした。
 中学開校以来、冬の高杖を舞台に毎年行われてきたスキースクールも13期生で最後となります。閉校式では、13年間お世話になったインストラクターやホテルスタッフの方々への感謝の想いを込め、「旅立ちの日に」を合唱し、晴天のゲレンデに力強く響き渡る生徒達の歌声とともに、最後のスキースクールは幕を閉じました。


 経験からの成長
松原 誠司
 2月15日・16日の両日、職場体験が行われました。職場体験は「働く」ことを実体験して、将来の進路を考える契機とする行事として、中学2年の2月に毎年行われている行事です。
 2年生では、これまでにワールド・ディや道徳の時間にも、「働く」ことの意味や、職業上の苦労や工夫などをテーマにして考える機会を持ちました。
 今年も、医療関係・福祉関係・保育園・幼稚園・食品・販売関係・出版書籍関係・新聞販売店・図書館・消防署・寺院など、多彩な業種のなかから選択して、「働く」ことを経験しました。
 生徒が終了後に記した感想や体験先への礼状では、「働く」ことの楽しさ・大変さ、毎日働いている人たちへの感謝などが異口同音で綴られていました。
 この直後の土曜日に開催された仕事塾にも多くの生徒が参加して、それぞれの業種の保護者の説明を通じて、仕事や「働く」ことについて考え、進路に対する認識を深めました。
 このところ、徐々にですが、学習への対応も深まりをみせている生徒も増えています。毎日の学習状況を確認する「学習ログ」も、以前よりも丁寧に書き込む傾向がみえ、また8時から15分間の朝自習も大切にする習慣がみえてきています。「自学自習」の取組の定着は、まだ途上ですが、自分に必要なものを考え、それを実行する姿勢をこれからも大切にしてほしいと思います。
 彼らの成長の歩みが、紆余曲折しながらも、日々続いています。

 3年間ありがとうございました
宮嶋 祐一
 未曾有の被害をもたらした東日本大震災から1年たちました。保護者の皆様の関係者の中にも被害に遭われた方も多いことと思います。まずは、1日も早い平安と復興が訪れることを、心よりお祈りいたしております。
 また、この1年間、無事に過ごすことができたことに感謝したいと思います。生徒の皆さんにも、こうして平穏に日常を送れることに感謝して欲しいと思います。
 第3学年の担当の教員としては、すべて満足にいったわけでもなく、至らぬところも多々あったことについておわびを申し上げます。生徒の心の中に、1つでも良い思い出が残っていることを祈っております。
 さらに、この3年間、11期生をご担当いただいた先生方にも、いろいろとご迷惑をおかけしたと思いますが、暖かくご指導いただき、ありがとうございました。お礼を申し上げます。
 最後にご報告ですが、今年度のシンククエストにおいて、高田君、青木君、大塚君、秋谷君の「芝柏建築部」グループがプラチナ賞と総務大臣賞を、岡野君、大崎君、大熊君の「身近な食品の流通」グループが金賞を、後藤さん、小笠原君、横山さんの「医療(にほん)を良くする」が銀賞を獲得いたしました。シンククエストのように自分で課題を設定して調べていくという活動は、大学受験はもちろん、その後の大学生活や社会人になってもかなり大きな良い影響を与えることになるでしょう。
 それでは、11期の皆さんが高校生になっても、ますます活躍されることを願っております。
 皆様、3年間本当にありがとうございました。