SSC活動報告

奥田 宏志
 2011年12月に、SSCI特別講座「PCR法による自分自身の遺伝子多型分析」を東邦大学理学部において実施致しました。参加した生徒達は、自分自身の細胞を使って、筋肉で発現し陸上競技の適性種目に関わるアクチニン3遺伝子や、アルコール脱水素酵素1B、アルデヒド脱水素酵素2といった体質に関する遺伝子について調べました。自分自身のDNAを扱う実験に緊張しながらも、集中して実験を行っていました。

DNA実験
 また、本校では毎年希望者で日本数学オリンピックに受験する取り組みを行っています。今年は高校1年生の相馬啓亮さんが地区優秀賞を受賞し、昨年も当時高校2年生の生徒が地区優秀賞を受賞しているので、本校から2年連続受賞者が出る快挙を成し遂げました。受賞した相馬さんは現在SSCIで整数論を研究しており、来年は本校史上初の本選出場が期待されます。
 最後に、千葉サイエンススクールネット連携事業の一環として、「たたら製鉄体験講座」を2回連続の講座で実施しました。第1回はバスで南房総の千倉海岸に行き、砂鉄採取と東京工業大学の永田名誉教授の講義を聞きました。第2回では本校と県立船橋高校を会場として、炉を作成し、「たたら製鉄実習」を行いました。他校生徒と一緒に、原料の砂鉄の採取から、鉄(玉鋼たまはがね)を取りだすまでを日本古来のたたら製鉄の手法で体験できたことは貴重な経験になったようです。たたら炉から真っ赤な鉄が流れ出すときには、ススまみれの顔で歓声をあげている様子が印象的でした。

たたら製鉄
 事務室より「年度末」のご連絡

友野 範久
 2012年度入学試験が無事終わりました。要項の残部を片付け終える間もなく、卒業式、新入生の受け入れ、新年度の準備等で舞台裏はまた慌ただしくなりつつあります。
 生徒の皆さんには親切に!の基本姿勢に変わりはありませんが、年度末に向けて、二つだけお願いをしておきます。
1. 忘れ物が随分とたまっています。何か足りない・ないと感じたら、まずは事務室に届いていないか確認に来てください。
2. 春休みに向けて「学割証」が必要な人も増えるはず。「学割証」に限らず書類の発行申請は、原則的に以下の時間内にお願いします。
◆月〜金曜日
◆土曜日
9:00〜16:00
9:00〜14:00

 たくさんの利用ありがとう!

阿部 康子・中村 ユミ
 今年度は約9000冊の貸し出しがありました(2月末現在)。
 図書室以外にも本に触れる場所はいろいろあるでしょうが、芝柏図書室は中高生のために選りすぐった本を用意しています。ぜひ足を運んでほしいと思います。
 長期延滞・紛失・無断持ち出しが大変多くなっています。特に、購入したばかりの新刊がなくなることが相次ぐ悲しい一年でした。学校の財産である図書室の本を有効に利用できるよう、みなさんにご協力をお願いします。



    
 保健室からメッセージ 〜健康 生活習慣病〜

吉丸 千晴
 保健室は年間延べ5000人の利用があります。内容はけがや体調不良、相談と様々ですが、若い時は普通に生活をしていると健康について深く考えることはありません。健康について気になりだすのは、大人になり歳を重ねるに比例し強くなります。それは生活習慣病(高血圧、糖尿病など)が心配になり始めるからです。しかし生活習慣病は大人になって突然発病するものではありません。読んで字のごとく、子供時代からの生活習慣の良し悪しが大きく影響しているのです。栄養バランスのとれた三食、早寝早起き、頭や体の活発な活動、これらは一生を通じて健康を保つための必須条件です。“なーんだそんな簡単なことか!”ですがこれがかなり難しいことは多くの大人が証明しています。身に付いた良い習慣は何よりも自分の一生の宝になります。
 語り始めるとき

山崎さなえ
 東日本大震災から1年が経過しました。この間、ずっと継続的に県内の被災地に関わり続けています。時間と共に、被災された方々の様子が変わってきていることを感じているのですが、年が明けた頃から、それまで震災のことを話さなかった人たちが、ゆっくりと当時のことを語り始めました。人が自分の経験を安心して語れるようになるには、時間がかかることを実感しています。
 相談室を訪れる生徒たちも様子は同じです。ある程度、時間が経過しなければ、自分のことを語れないことはよくあります。彼らが安心して語り始めるまで、ゆっくりと待っていたい、と思っています。安心できる場を提供できるよう、これからも努めていきたいと思っています。