フルート

フルートはキーを右側にして構え、下顎と左手の人さし指の付け根、右手の親指で支える(三点支持)。
両肩を結ぶ線と平行に持つのではなく、右手を左手より下方、前方に伸ばす。
奏者は正面ではなくやや左を向き、右に首をかしげて唇を歌口に当てる。
発音にリードを用いないため、ほかの管楽器よりもタンギングの柔軟性は高い。
運動性能も管楽器の中では最も高く、かなり急速な楽句を奏することも可能である。
音量は小さい方であるが、高音域は倍音が少なく明瞭で澄んだ音である。




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