手賀沼

<概要>
手賀沼は、
千葉県北部、我孫子市、柏市、印西市、白井市
にまたがる利根川水系の湖沼。
<利用>
手賀沼の水は農業用水として利用されているが、
このほかに内水面漁業も行われ、コイやフナ、モツゴ
などが漁獲されている。
蓮の群生地などの公園施設などがある。
<歴史>
およそ2万年前、海面が著しく低下していた際に形成された下総台地の侵食谷が、
縄文海進時の地盤沈降により溺れ谷となり古鬼怒湾と呼ばれた海の一部であったが、
その出口を河川の運搬物(土砂など)がせき止めて形成された沼である。
中世末までは香取海の入り江で手下浦(てかのうら)と呼ばれていた。
<水質>
手賀沼は1955年(昭和30年)頃まではうなぎなどの漁獲がある清澄な沼であったが、
高度経済成長による周辺の都市化に伴い、手賀沼に注ぐ大堀川、
大津川に生活排水や産業排水が流された結果、沼の水質汚濁は全国有数となった。












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